( 2013.12.24 )
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 今月20日以降、中国北部の広い範囲で有害物質を含んだ濃霧が深刻な状況となっている。 24日には観光名所である陝西省の西安をはじめ、河北省の石家荘や保定など5都市で微小粒子状物質PM2.5の濃度が上昇。 大気汚染の指数( AQI )が上限値の500に達し、針が振り切れる 「 爆表 」 と呼ばれる最悪の状態となった。

 華北地方の一部地域では今後、風が強まる26日まで濃霧が続くとの見通しもあり、中国版ツイッター 「 微博ウエイボ 」 では 「 今年はホワイト・クリスマスではなく、灰色のクリスマスだ 」 との声も上がった。

 西安などでのPM2.5の値は、多くの観測地点で大気1立方メートルあたり600マイクログラムを超え、中国政府の基準値( 24時間平均で75マイクログラム )の8倍に達した。

 悪化の一途をたどる大気汚染に、中国国内では 「 神頼み 」 の動きまで出ている。 地元メディアによると、唐代の史跡を復元した西安近郊の大明宮国家遺跡公園では22日、冬至の祭礼を再現したイベントで、 「 有害濃霧の消散 」 を祈願する参列者も出たという。