( 2010.10.27 )

 


 領土、経済、軍事と中国にやられっぱなしの日本だが、その中国に日本はいまだ経済援助を続けていることをご存じか。 その額しめて9000億円。 たしか対中ODA( 政府開発援助 )は多くの非難にさらされ2008年に終了したはず。 一体、何のための援助か。

 日本の対中ODAは1979年から開始されたが、これまで円借款( 有償資金協力 )は約3兆2079億円、無償援助1472億円、技術協力が1505億円にのぼる。 一部には対中ODAはすでに終了したとの誤解があるが、終わったのは円借款( 08年度で終了 )だけで、残りの無償援助と技術協力は今も続いている。

 実はここまでは外務省のホームページを見ればわかるのだが、さらにその先には隠れODAとも言うべき対中援助がある。 それが、ODAと同時に財務省が始めた低金利・長期間融資の 「 資源開発ローン 」 だ。 こちらもすでに廃止されたとはいえ、3兆円弱になる。

 日本の対中ODAは3兆円と公表されているが、それは外務省の関与する公的な援助だけであり、後者の資源開発ローンをカウントしていない数字である。 事実上は日本の対中公的援助は6兆円を軽く突破しているのだ。