( 2014.11.05 )





 中国が日本の海にやって来てサンゴを密漁しまくってる件について海外も呆れてる模様。

 小笠原諸島や伊豆諸島周辺の日本の領海および排他的経済水域( EEZ )に中国漁船が大挙して押し寄せ、高値で取引される赤サンゴを密漁している。

 日本の法令やEEZを定めた国連海洋法条約に明白に違反する行為だ。 中国政府は、自国の漁民の恥ずべき行為を直ちにやめさせなければならない。

 押し寄せた多数の漁船に対する日本側の取り締まりが後手に回ったことも否めないが、見過ごしは許されない。 さらなるルール破りを封じるためにも断固とした摘発を求めたい。

 中国外務省報道官は記者会見で、 「 違法行為に対する法の執行を引き続き強化してゆく 」 としつつも、日本側に取り締まりを 「 理性的かつ抑制的 」 に行うよう要求した。

 自国民が外国に迷惑をかけていることへの反省がないのは、あきれるばかりである。

 密漁目的とみられる中国漁船は9月から目立ち始めたが、先月末からは200隻以上に激増した。 自国の港を出入りする漁船の取り締まりが不十分であるなど、中国政府が真剣に防止しようとしているのか疑われる事態である。

 
  

 このニュースは海外でも話題になってましたので海外の反応を集めてみました( ↓ )
中国はクソだな! これは泥棒以外の何者でもないだろ? 中国人ってのは生まれながらの泥棒だ!
日本は中国の密猟者共を海の底に沈めるべき!
中国はフィリピンの島を奪い取った時も漁船を大量に出して来た。 そしてフィリピンはこれに対して毅然とした対応を取れなかった。 平和的解決を求めても中国人を止めることは全く出来ないんだよ。
中国人には何を言っても無駄だよ。 絶滅の可能性があるって言っても中国人は赤珊瑚を獲るのを決して止めないだろう。 もう中国の船を没収するか破壊するかした方が良いと思う。
ASEANは中国との馴れ合いを止めるべきだね。 中国は漁師を使って何でもかんでも盗もうとしたり、危険な行為をしてるけどこれは海賊行為も同然だ。 こんなことばかりしてるなら中国はその代償を払わなければならない。 即刻これらの密猟者を拿捕するべき、そしていくつかの漁船を沈めた方がいい。 そうでもしないと中国人は分からないんだから。
習近平はクソ。 彼は自国の汚職について必死に無くそうとしてるけど、他国からは平然と物を盗んでも構わないという考え方だからな。
中国は絶滅危惧種を絶滅させたり、環境を汚染させまくってる原因国家だ。 中国人ってのは種の保存や環境が汚染されることなど何も気にしないんだよ! 『 今に生きる! 』 ただこれだけの民族!





( 2014.11.15 )

   


 中国語で警告を発し追いかける海上保安庁の巡視船、くもの子を散らすように逃げる中国漁船。 小笠原諸島・父島の南16キロの領海内で9日朝、緊迫するサンゴの密漁現場を見た。

 波高3メートル。 チャーターした10トンに満たない漁船は大荒れの海に翻弄された。 船体がうねりの間に入り “海面の壁” が視界を遮る。 肉眼で密漁船を捜すのは不可能に近い。 レーダーを頼りにたどり着いた現場には6隻の中国船。 逃げ遅れた1隻が懸命に網を巻き上げている。 密漁船との距離100メートル。 乗組員の笑顔に怒りが込み上げてくる。

 密漁船は網を回収すると黒煙を吐き猛スピードで逃走。 追跡する巡視船を振り切って姿を消した。





( 2014.11.16 )
 

 五島沖の日本の領海でさんごを採っていたとして、外国人漁業規制法違反の罪に問われていた中国人の船長に対し、福岡地方裁判所は 「 操業している場所が日本の領海だと認識していなかった 」 として、無罪を言い渡しました。

 この裁判は中国・浙江省の漁船の船長、平先良被告( 48 )が、ことし5月、五島市の男女群島の西、およそ19キロ沖合の日本の領海内でさんごを採っていたとして、外国人漁業規制法違反の罪に問われているものです。

 これまでの裁判で船長は 「 日本の領海だとは知らなかった 」 と無罪を主張していました。
  一方で検察側は、 「 被告は漁船に搭載されていた日本の領海を赤色で示すGPS装置を見ながら操業していたので、日本の領海だと認識できた 」 として、懲役8ヵ月、罰金100万円を求刑していました。

 15日の判決で福岡地方裁判所の丸田顕裁判官は、 「 漁船のGPS装置には領海の表示に限界があり、操業していた場所では日本の領海を示す赤色の表示が出ておらず、被告が領海内だと認識出来なかった 」 と指摘しました。
 その上で被告は、船長の経験が浅いことや、この場所での操業が初めてだったことなどから、GPS装置以外の方法を取っても日本の領海を認識することは難しかったとして、無罪を言い渡しました。

 中国人船長の無罪判決を受けて、水産庁九州漁業調整事務所は 「 この事件に関して、適正な取り締まり捜査を行っているということに変わりはなく、今後ともしっかりとした取り締まりを行っていきたい 」 と話しています。


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( 2014.10.17 )

   

 中国人の漁師が長崎県五島列島沖の日本領海内でサンゴの密漁を行い逮捕された件について、福岡地裁は 「 中国人船長が領海内だと認識出来なかった 」 などと無罪を言い渡しました。 この無罪判決にネットでは批難する声が多く寄せられていました。

 理解し難い判決なのですが、インターネットではほぼ同じような意見が寄せられていました。

さすが福岡!
知らなければ法を破っても構わない。 By 福岡地裁
犯罪するなら福岡でやれよ
泥棒して人のだと知らなかったら無罪になるのか。画期的な判決だな
ほんとに知らなかったとしても無罪はありえないだろ
地裁は何の為に存在するの?毎回トンデモ判決下して高裁までもっていかせる為の存在なのか
知らなかったで済むなら、司法そのものが不要なんだよ
これは弾劾裁判ものだわ
じゃあGPS搭載してなかったらどこで漁してもいいのか?
 以下は中国の掲示板に寄せられたという判決に対するコメント
日本はなんて友好的なんだろう
これこそが法治国家のやり方
じゃあ、国産GPSを持って尖閣諸島( 中国名:釣魚島 )に乗り込んでもいいってことか
変な判決。 日本のGPSと中国のGPSに矛盾が生じたら、日本の裁判所は中国のGPSを支持するのか( 笑 )
明らかな政治取引。 APECで日中首脳会談を行うための雰囲気作り。 日本の裁判所も独立していないようだな
首脳会談実現のためなら手段を選ばない日本
本人が密漁を認めているのに裁判所が無罪にしたんだもんなぁ~日本って可笑しな国

 領海内にいたら島なんて目視で見えるだろ …… で、当然、中国以外の国の島だって事ぐらいは認識あるだろうし。

 だから言っただろうが ……。
 裁判官は、文系では頭が良い方だろうが、理系も含めた全体では2流、3流。 高等数学が理解できるレベルの者はほとんどいないだろう。
 こんな連中のくだす判決を、神のご託宣のように絶対視して国益が損なわれるままにしておくのは馬鹿げている。
 裁判官が国益を損なう愚かな判決を出した場合には、国会でその判決を審議し、取消を命じることができる制度を作るべき。

 前にロシアは漁船を直接砲撃して船員を射殺するのに対して、日本は捕まえても無罪にする、日本の対応が最も甘く人道的なのに、中国政府が日本政府に対して人道的な対応を求めるのはおかしいって中国のウェイボーで取り上げられてたな。

 北朝鮮は漁船を見ると襲撃して略奪するらしいけど ……。
 停船命令出して従えば億単位の罰金、従わなければ即撃沈、これでいいやん!

 だから そんな甘っちょろい事をしてたらいくらでも舐められるんだよ。
 警告して退去しなければM2で銃撃で良いんだよ。 コレは国際法で世界で認められてるんだよ。 それが出来ない弱腰日本、領空侵犯もしかり!

 海上保安庁は政府から 「手を出さないように」 って命令されてるみたいだな。


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 日本の領海、排他的経済水域内で中国人密猟者により高価な日本産サンゴを密漁する例が多発されているとされています。

 昨年、日本近海で赤サンゴを密漁し、2億元( 約38億円 )分を売り抜けた船長がいるといううわさが中国ではまことしやかに伝えられる。
 それにしても10月中旬以降の中国密漁船の急増は異常だが ……。

 福岡地裁は10月15日、長崎県五島市沖でサンゴを取って外国人漁業規制法違反の罪に問われた中国人船長に対し 「 日本の領海だと認識していなかった 」 と無罪を言い渡し、中国国内でも報じられた( 判決は確定 )。
「中国で捕まれば懲役5年から10年の刑になり、家族の生活が成り立たなくなる。 日本では捕まっても無罪、有罪でも罰金刑で釈放される。 これでは 『泥棒さん、日本にいらっしゃい』 と言っているようなものです」




( 2014.11.22 )

  
   


 太平の眠りを覚ます密漁船 ── 北京APECの直前に中国から押し寄せた物騒な船団は何を意味するのか。
 サンゴ資源を蹂躙する中国人の深層心理に迫った。
 中国のアコギな要求は日中首脳会談にも及んだ。



 「 中華民族の偉大なる復興という 『 中国夢 』 ( チャイニーズ・ドリーム )を実現するのだ! 」

 11月10日、11日に北京で、APEC( アジア太平洋経済協力会議 )首脳会議が開催される。 安倍晋三首相、オバマ大統領、プーチン大統領、朴槿恵大統領 ……。 21ヵ国・地域の指導者が、北京に一堂に会して行われる、中国の今年最大の国際イベントだ。

 ホスト役の習近平主席は、APEC開催前から連日、政権のスローガンである冒頭のような 「 中国夢 」 を連発して、国民を鼓舞してきた。

 だが、中国でいま話題を呼んでいるのは、習近平主席が唱える 「 中華民族の偉大なる復興という中国夢 」 ではなくて、別の夢だ。 北京在住ジャーナリストの李大音氏が語る。
それは、 『珊瑚暴富夢』 という夢です。 特に福建省と浙江省では、省民たちが夢中になって追いかけています
 珊瑚暴富夢 ── 聞き慣れない名称だが、日本語に直訳すれば 「 サンゴ成金への夢 」 である。

 「 中国では、1980年代から'90年代にかけて、改革開放政策の先がけとなったこの地域で、 『 万元戸 』 『 暴発戸 』 などと呼ばれる成金が続出しました。 当時は 『 蛇頭 』 と呼ばれる日本への密航グループが暗躍し、日本へ密入国することで成金になりました。 それが、いままた日本のおかげで、にわか成金が続々と生まれているのです 」 ( 李氏 )

 福建省や浙江省の人々が、日本の海域に繰り出して、赤サンゴを密漁することで一攫千金を果たすという現象が起こっているのである。

 実際、今年の9月以降、100隻、200隻という中国漁船が、まるでイナゴの大群のように小笠原諸島などの日本の領海や接続海域に次々と侵入。 島民や漁民を脅かしているのは、周知の通りだ。

 小笠原村役場総務課の杉本重治氏が嘆いて言う。
今回の中国船による各種の妨害やプレッシャーに、島全体が悩んでいます。 まず第一に、小笠原諸島の貴重な天然資源が、無造作にどんどん破壊されています。
また、漁場が荒廃し、漁民たちは大迷惑です。 さらにダイビングなどの観光にも、大きな影響が出始めています。 海上保安庁に警備の強化をお願いしているところです
 だが、泥棒していく中国側は、まるで悪びれる様子もない。


!?

 実際、中国のインターネット上では、次のような意見が飛び交っている。
高価な赤サンゴが近隣の海底に眠っているのだから、獲りに行くのは当たり前じゃないか。 なぜ日本人は文句を言うんだ?
日本人はバカだなあ。 そんなに良質な赤サンゴが獲れるなら、日本人もどんどん獲って、金儲けすればいいのに
われわれが獲ったものを、日本の市場に持って行けば、もしかしたら中国市場に流すよりも高く売れるのではないか
 11月3日、中国外交部の定例記者会見で、日本人特派員が華春瑩副報道局長に、サンゴの密漁船問題を質した。 だが彼女も、やはりシレッとした表情で答えた。
中国政府は漁民に対して、海上での操業は法に基づいて行うよう、常日頃から求めている。 日本側には、理性的に対処することを望む
 また、中国共産党機関紙 『 人民日報 』 の姉妹紙で中国最大の国際新聞 『 環球時報 』 ( 11月5日付 )は、 「 台風が来ているというのに日本の大臣は中国漁民を避難もさせない 」 と題した記事を掲載した。
現在、大量の中国漁船が日本の小笠原諸島の海域で赤サンゴの採り入れ作業を行っていて、そこへ大型の 「 台風20号 」 が押し寄せている。 それにもかかわらず、太田昭宏国土交通大臣は、中国の漁民たちを、小笠原諸島に上陸させて避難させるということすら行わないのだ ……
 まさに、盗人猛々しいとはこのことだろう。

 ちなみに、台風20号が小笠原諸島海域を通過した11月6日には、自民党外交部会が日本政府に警戒監視態勢や罰則の強化を求める決議を採択した。 当然の要求だろう。

 ところで、こうした日本で密漁した品は、中国国内では、かなりの高値で取り引きされている。

 例えば、北京最大の宝石ネット取引サイトである 「 博宝古玩城 」 を開くと、日本海域で密漁してきたと思しき赤サンゴが、所狭しと陳列されている。

 日本産であることを示すためか、 「 AKA 」 「 ak 」 「 阿柑 」 「 momo 」 ( 桃 )などと、わざわざ日本語の読みを漢字やローマ字で表記しているのが特徴だ。

 一例を挙げれば、15.7㎜の 「 AKA珊瑚ネックレス 」 が52万元( 約970万円 )、 「 天然阿柑珊瑚石 」 が38万4300元( 約720万円 )、 「 momo珊瑚彫刻 」 が33万7920元( 約630万円 )といった具合だ。 他の地域で獲れたサンゴ商品に較べると、一般に日本製のものは、ゼロが一つ多い価格がつけられている。
「中国ではいよいよ不動産バブルが崩壊してきたため、国内の資金がダブついています。 それが宝石や骨董市場へ大量に流れているのです。 特に日本海域で獲れる赤サンゴは、かつてのミャンマー産ルビーやヒスイのようなバブルの状態で、過去1年で値が5倍にもなっています ( 前出・李氏 )
 博宝古玩城に電話し、 「 ネットで取り引きされている日本産の赤サンゴは、日本の領海などで違法に採取したものではないか? 」 と問い合わせると、応対に出た担当者は、開き直って逆ギレした。
そんなこと、赤サンゴを獲ってきた者に聞いたらいいだろう!




 中国人の信じがたいメンタリティを、われわれはどう理解したらよいのだろうか。

 中国の全31地域をくまなく回り、中国関連図書をこれまで68冊出版してきた評論家の宮崎正弘氏が解説する。
中国人のメンタリティは非常にタフで、他人が迷惑しても自分さえよければいいという発想が徹底しています。 サンゴの密漁に関しても、 『盗んでいる』 という感覚すらないのです。
つまり、中国の隣国である日本の海域に、非常に儲かるサンゴがある。 それなら他人が手を出す前に、さっさと奪ってしまえという考えです。 まさに先に手を伸ばした者が勝ち。 周囲のことなど、全然気にしていないのです
 たしかに小笠原海域でサンゴを密漁している中国船は、堂々と 「 五星紅旗 」 を掲げ、日本の漁船が近づいても、逃げることもない。 そして夜間になると、島から数㎞の水深100mほどの海域まで近寄って、根こそぎサンゴを掬い獲っていくのである。

 普段から他人に気遣いながら生きている日本人としては、はなはだ理解しづらいところだ。

 産経新聞北京特派員の矢板明夫氏によれば、ここまでイナゴの群れのように中国の密漁船が小笠原海域に進出した理由として、 「 日本の取り締まりの甘さ 」 を指摘する。
自分が何かをする時、常にそのリスクを計算するというのが、中国人のメンタリティです。 中国近海でサンゴを密漁すれば、懲役6年の刑に処せられます。 韓国でもしばしば密漁をしますが、時によっては韓国警察と殺し合いの戦いになります。
その点、日本の海上保安庁に捕まっても、わずかな罰金を払っておしまいです。 こんなに緩い国はないのです
 矢板氏は、中国人移民が最近よくアメリカで起こしているトラブルを例に挙げる。
アメリカに移民した中国人は、隣近所の庭に勝手に入っていき、そこで栽培されている野菜などをどんどん持って行ってしまう。 アメリカ人が抗議すると、 『あなたは見張っていなかったではないか』 『この庭には仕切りがない』 などと言いがかりをつけて、自分の行為を正当化しようとするのです。 これにはアメリカ人も参っています
 前出の宮崎氏も続ける。
中国では、泥棒が警察に捕まって、 『モノを盗んだだろう』 と詰問されても、 『モノが勝手に私の手の中に入ってきたのだ』 と答えるのが、決まり文句になっているほどです。 それが中国人に共通したDNAなのです
 日本でも 「 盗人にも三分の理 」 という言葉があるが、中国人のように開き直る泥棒はいない。
中国は日本と一衣帯水で、日本と同じ孔子の 『論語』 の教えが根づいた奥ゆかしい国だと思いがちです。 しかしこれは、日本人の最大の誤解です。
もちろん中国でも孔子や 『論語』 は有名ですが、 『だから何なの?』 『自分とは関係ないでしょう』 という態度です。 中国人は4500年もの間、戦争に明け暮れてきたため、基本的に他人を信用しない、極めて自分勝手なメンタリティなのです
( 宮崎氏 )




 それでは、押し寄せるサンゴの密漁船に対して、日本はどう対処すればよいのか。 前出の矢板氏がアドバイスする。
それは少なくとも中国並みに、罰則を強化することです。 日本が法改正して密漁者を刑務所にブチ込めば、それが一罰百戒となり、中国船もこれほど無造作には、やって来なくなるでしょう
 こうしたサンゴ密漁における中国人の態度を考えれば、尖閣問題における彼らの主張もむべなるかな。 中国が相手のことなど考えないのは、なにも個人に限ったことではないのだ。

 中国政府は1970年代になって突然、尖閣諸島を 「 何百年も前から中国固有の領土である 」 と主張し始めた。 南シナ海の島々の領有権を巡っても、中国はベトナムやフィリピンなどと、同様の騒動を起こしているのは周知の通りだ。

 尖閣問題に関して、外務省関係者が憤る。
日本は今回のAPECで、安倍首相と習近平主席との日中首脳会談を、中国側に要請しました。 すると中国側は、 『会談してほしかったら釣魚島( 尖閣諸島の中国名 )の国有化を取り下げろ』 と日本に迫ってきたのです。 われわれが 『そんなことはできない』 と突っぱねると、 『それならば釣魚島を中日間の争点にすると認めろ』 と言ってきました。
日本は安倍首相が、 『前提条件なしで互いにオープンに日中首脳会談を開こう』 と呼びかけているのに、なかなか聞く耳を持たなかった。 最後はAPEC首脳会議の4日前に急遽、谷内正太郎国家安全保障局長が訪中し、日中首脳会談の調整にあたるハメになりました。 中国は今年のAPECの主催者のくせに、まったく何様なのかと思えてくる傲慢な態度でした
 前出の矢板氏は、 「 今回の密漁船騒動を、日本がAPECで活用する手があった 」 という。
中国政府はこれまで他国へ向かう密漁船を厳しく取り締まっていましたが、それを緩めたため、中国漁船が日本の海域に殺到した。 その意味では、日本との領土問題を有利に展開しようという習近平政権の 『作戦』 とも言えるわけです。
そこで日本政府としては、中国漁船の密漁者を捕まえて、安倍首相が北京APECで、この問題を取り上げて国際問題化すればよかったのです。 そうすれば、ホスト役の習近平主席は恥をかくことになるので、中国政府も密漁をやめさせようとしたことでしょう
 それにしても、げに恐ろしきは中国人である。





( 2014.11.18 )

   沿

 安倍晋三首相が泣きついて日中首脳会談を実施して得点稼ぎをしようとした姿も情けないが、それ以上に驚かされたのは、習近平・中国国家主席の外交儀礼を欠く態度だった。 習氏が首脳会談で高圧的な態度を取ったことも、強気の現われというより、そうせざるを得ない苦況からのものといえる。

 中国情勢に詳しいジャーナリストの相馬勝氏が分析する。
習氏は国内の反日勢力を抑え込むことができておらず、日本に甘い顔を見せたら自分がバッシングを受けかねない。 反日勢力の代表格が、尖閣諸島を奪取してでも権益を伸ばしたい人民解放軍です。
 彼らは日本と中国が良好な関係になってもらっては困る。 その人民解放軍に強い影響力を持つのが、習主席の後見人である江沢民・元国家主席です。 江氏への配慮から、習主席は人民解放軍を全面的に掌握できず、反日勢力に権力基盤を握られる状況が続いている
 さらに相馬氏は赤サンゴの密漁と軍の接点にも言及する。
APECを控えたタイミングで小笠原に漁船団が出没したことを考えると、中国海軍の意向に従った民兵などの反日グループが関与していると考えられます。 習主席に反旗を翻す勢力が、尖閣諸島をはじめとする日本側の海域管理の強化に対抗するため、混乱を起こそうと小笠原に密漁船団を投入した可能性がある。
 習氏の中国共産党内での基盤が磐石でないため、反日勢力の顔色をうかがわざるを得ない。 だから日本に対して強硬姿勢を続けているわけです





( 2014.11.28 )



サンゴ密漁船が戻ってきたという中国福建省霞浦県の漁港
小笠原諸島(東京都)周辺で10月、サンゴ密漁を狙った中国漁船が海上保安庁に摘発される事件が続発した。
その中の1隻が「●(「門」の中に 「虫」)霞漁167」。「●」は福建省、「霞」は同省寧徳市霞浦県に所属している
ことを意味する。
 東京・小笠原諸島の周辺海域などで希少な 「 宝石サンゴ 」 を密漁していた中国漁船は、海上保安庁の取り締まり強化に伴い、同海域から姿を消した。

 だが、中国の漁港に戻るのは一部とみられ、大半は行方がつかめない。
 中国当局は摘発姿勢を強調するが、どこまで真剣に取り組んでいるのか実態は不透明だ。


警告

 多数のサンゴ密漁船が日本海域に出ていた福建省霞浦県。
 「 サンゴ漁船の一部が戻った。 船長も拘束されたようだ 」。 複数の漁民らはそう語った。 漁港には船体から船名が消された漁船4隻を含む中型船10隻が並ぶ。
 数隻の側面には大型の重りを落とすサンゴ漁船に特徴的な傷やさびが目立つ。

 霞浦県では、11月15日までに帰港しなければ厳罰に処するとの当局の警告があり、一部の漁船が応じたようだ。
 ただ、サンゴ漁船数十隻が出港した浙江省象山県でも呼び戻しを進めてきたが、当局者によると、漁船はほとんど帰港していない。


偽装

 関係者によると、密漁船は船名を消したり、偽装したりすることが一般的だ。
 漁船の位置情報を自動的に送る装置も意図的に外されている。 中国は海岸線が長く、無人島も多い。
 ひそかに隠れている可能性もある。

 浙江省の当局者によると、同省舟山で11月13日、不審な漁船1隻が見つかり、関係当局が調べている。
 だが、サンゴを採る網はなく、密漁船と断定する決め手がないという。
 これまで同省当局者は 「 船が戻れば厳しく処分し、再発防止のため漁船を破壊する 」 と明言していた。 だが、密漁船は証拠隠滅を図るため、 「 証拠がなければ、船も人も処分できない 」 と打ち明ける。


売買

 漁民やサンゴ販売業者によると、漁民が採ったサンゴは中国各地で 「 闇 」 で売買されている。 主な販売先として台湾の名前も挙がる。

 台湾北東部のサンゴ販売店の経営者は今年だけで5回、中国の闇業者から加工前のサンゴの購入を持ちかけられた。
 11月20日頃にも、サンゴの写真がスマートフォンの無料通話アプリを通じて送られてきた。 連絡先は中国だった。
 経営者は写真を示し、 「 色や品質から日本の海域で採ったものに間違いない 」 と言い切った。

 台湾でサンゴに詳しい関係者によると、誘いに応じて福建省に買いに行き、密輸入したものの、悪質なサンゴをつかまされ、大損した事例もある。 こうした販売ルートの摘発はあまり進んでいないのが現状だ。