( 2014.02.08 )

 



ソチ冬季五輪開会式の入場行進で、立ち止まり旗を振る中国選手団
 7日に行われたソチ五輪の開会式で、中国選手団が選手入場で “渋滞” を引き起こし、係員に行進を促される一幕があった。 香港のフェニックステレビ( 電子版 )が報じたところ、 中国国内からは 「礼儀がなっていない」 「規則を順守しない典型だ」 など選手団を批判する声が上がった。

 場内に現れた中国選手団の一部が、途中で立ち止まり客席に手を振り始めたため、数秒間行進が停止し、係員が慌てて選手を誘導する様子が生放送で映し出された。 VIP席にいた習近平国家主席に手を振るためだったとみられている。

 習氏は同日、ソチ市内で中国選手団を激励し、 「規則を守り、素晴らしい戦いぶりと文明礼儀で中国のイメージを十分に示してほしい」 と述べていたが、習氏の開会式出席によって、選手団が “指示” に反するという皮肉な結果 を生んでしまった。


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( 2014.02.08 )


 


 ソチ五輪の開会式を生中継した中国中央テレビ( CCTV )の番組解説者3人が日本選手団の入場シーンで関係のない話題を話し始め、無視を決め込んだことを、ある中国ネットユーザーが批判している。
 CCTVは、ソチ五輪の開幕式で各国選手団が入場する様子を紹介していた。 しかし、日本選手団が入場し、安倍首相が画面に映し出されると、驚くべきことにアナウンサーはひと言も声を発さなくなった。 無視することで日本を侮辱したのだ。
 私はこのような狭隘でせせこましく、堂々としていない行為には賛同しかねる。 周知のとおり、国と国との間に争いが発生しても、国際的な場所では国際的な慣例に則って相手との関係を処理しなければならない。 あいさつをするべきときはあいさつをし、握手をするべきときは握手をする。 これはマナーである。
 釣魚島( 日本名:尖閣諸島 )や安倍首相の言動に対する中国政府の対応は、われわれの度量のなさを示してしまっている。 たとえば、中国側が 「 ソチ五輪で安倍首相と一切の接触をしない 」 と発表したが、このような態度は周囲からバカにされるだけである。 ひと言ふた言言葉を交わすことが何だというのか。 この世界には永遠の友も永遠の敵もいないのだ。
 今回の件では日本人は侮辱されておらず、逆にわれわれが自分を貶めた。 国際社会は中国を見下すだろう。 彼らは 「 中国人は国際慣例を理解していない。 文明的でなく、マナーは最低だ。 交流するに値しない 」 と思ったことだろう。 いずれにせよ関係部門の人たちには頭を働かせてもらいたい。 一時の快楽のために国家のイメージを汚すことのないように。
 記事によると、他国選手団の入場時とのあまりの違いに、ネット上では 「政治とスポーツは切り離して考えるべきだ。 度量が狭すぎる」 と非難する声があがっている。


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( 2014.02.08 )


  


 中国新聞網の8日付報道によると、国連の潘基文事務総長が7日、ロシアでソチ冬季五輪の開会式に出席し、 「 聖火は人類の希望の火だ 」 として各国の人々が共に競い、団結しようと呼び掛けた。

 開会式については中国でも日本でも大手メディアが報道したが、両国の報道には大きな違いがあったという。 中国のあるインターネットユーザーが8日、中国国営の中央電視台( CCTV )が 「 日本の存在を完全に無視した 」 と指摘する文章を公開し、注目を集めている。
 ソチ五輪の開会式。日本のNHKは男女2人が解説し、中国選手団が入場した時、2人は楽しげな口調で説明した。
「今、中国選手団が入場してくるのが見えました。 総勢60人余り。 中国では2008年に北京五輪が成功をおさめ、前回の冬季五輪でもメダルを多数獲得。 今回も金メダル争いにからむことが期待されます。 パラリンピックでは中国と日本の選手団が同時に入場するそうです。 中国の習近平国家主席も開会式に出席しています。 選手団が立ち止り、主席に手を振っているようです!」

 一方のCCTVは日本選手団が入場した際、どんな解説をしたのか? CCTVの動画を見てみると、一言の解説もなかった。 CCTVは中国13億人の前で日本を完全に無視したのだ。 これは中国の一部の人を喜ばせるだろうが、大国としては度量が狭く、報道の基本、また道徳観にも背くものだ。
 NHKとCCTV、いずれも国の公の放送でありながら全く違う態度は、世界に 「日本は誠実、中国は横暴」 といった印象を与えただろう。 国のイメージというのは、ほんの小さいことで上がったり下がったりするものだ。