( 2011.11.13 )

 

 2011年11月11日、北京大学の孔慶東コン・チンドン教授が口汚く雑誌記者をののしったことが問題となっている。

 「 1分前に 『 南方人物週刊 』 が取材したいとうざい電話をかけてきた。 表向きは和やかな態度だったが、言葉にはとげが隠されていた。 そこでばしっと言ってやったんだ。 帰れ! 出てけ! ファック! 」 これは孔教授が自らのマイクロブログに掲載したつぶやき。 大学教員とは思えない粗暴すぎる言葉が話題となった。

 孔教授は現代小説、武侠小説を専門とする北京大学中国語学部所属の研究者。 「 北大酔侠 」 とのあだ名からも分かるとおり、個性的な人物として知られていた。 その孔教授と南方人物週刊などの雑誌、新聞を擁する南方報業社とはある因縁があった。

 昨年、重慶市公安局の王立軍ワン・リージュン局長が 「 歪曲報道を掲載したメディア、執筆した記者はともに起訴する 」 という 「 双起論 」 を唱えたが、南方集団系メディアはこれを批判。 孔教授はその態度に怒り、 「 火事、泥棒、記者に注意しろ 」 「 全国人民は南方報業社を告訴しよう 」 と攻撃していた。

 新華社は、北京大学は孔教授を解雇すべきだとする批判記事を発表している。 ちなみにこの孔教授は、礼節を説いた孔子の第73代目の子孫にあたる。





( 2012.01.26 )



 中国の思想家、孔子の73代目の子孫を名乗る北京大学の孔慶東教授が、 「 香港人はイヌだ 」 などと発言し、香港で反発が広がっている。

 香港の地下鉄車内でルール違反の飲食行為を他の乗客に注意された中国本土からの観光客が、逆ギレして激しい口論に。 乗客が撮影した一部始終がネット上に流れたところ、孔氏が 「 香港人は民度が低い 」 と侮辱的な発言をしたためだ。

 19日にネット映像に登場した孔氏は、乗客が広東語で注意したとして、 「 意図的に中国語( 標準語 )を話さなかったのは香港人が自分たちを中国人と思っていないからで、英植民地時代からイヌ扱いされてきた 」 と繰り返し暴言を吐いた。

 香港のネット上では 「 北京のイヌがえている。 中国本土からの節度のない観光客はもううんざりだ 」 と、中国人の香港人を見下した態度や観光マナーを非難する声が相次いでいる。





( 2012.05.25 )



 中国中央テレビの英語チャンネルで人気のトーク番組 「 ダイアローグ 」 の有名キャスターの楊鋭氏( 45 )が、中国版ツイッター 「 微博 」 で 「 外国人はゴミだ。 中国からたたきき出せ 」 などと、外国人排斥とも受け取れる過激な発言を中国語で繰り返し書き込み、波紋を広げている。

 北京市公安局が今月15日から、不法滞在の外国人の集中取り締まりを始めたことを受け、楊氏は 「 欧米の失業者がカネ目当てに中国に来ている 」 「 無垢むくな( 中国の )少女を外国人から守れ 」 などと書き込んだ。 不法滞在の外国人には批判的な声が高まっており、楊氏はその先鋒に立った形だ。

 楊氏は、中国当局から事実上の国外退去処分を受けた中東の衛星テレビ局アルジャジーラの女性記者を 「耳障りな外国のメス犬」 呼ばわりした。

 楊氏の “確信犯的” な発言に、ネット上では 「 ( 欧米列強の侵攻に反発した清朝末期の外国人排斥運動である )21世紀の 『 義和団 』 にも似た思想を広げようとしている 」 との批判や、 「 欧米にも比肩する力を持ち始めた中国人の自尊心だ 」 などと、賛否両論入り交じった反応が広がっている。