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( 2012.04.17 )

  


 2012年4月16日、中国で13種類の薬用カプセルから基準値を超える重金属クロムが検出されていたことが分かった。 新京報が伝えた。

 カプセルの原料に皮革廃材から製造した工業用ゼラチンが使われていた。 すでに企業の責任者4人が身柄を拘束されている。 国家食品薬品監督管理局が緊急通知として発表した。 摘発された13種類は販売と使用の停止が命じられた。 中には基準値の90倍のクロムを検出したものもあった。

 中国の薬用カプセルの3分の1を生産する浙江省新昌県などで発見された。 摘発されたのは、製薬大手の修正薬業集団( 吉林省 )、青海格拉東薬業公司( 青海省 )など。





( 2012.04.20 )

 
  


証拠隠滅?
 2012年4月19日、中国で医薬用カプセルから基準値を超える重金属クロムが検出された問題で、摘発された河北省の企業がカプセルを複数の食品メーカーにもアイスクリームなどの原料として流していたことが分かった。 京華時報が伝えた。

 カプセルの原料に皮革廃材から製造した工業用ゼラチンが使われていた。 中国の薬用カプセルの3分の1を生産する浙江省新昌県などで発見された。 同省衡水市阜城県では15日、摘発された企業 「 学洋明膠蛋白廠 」 が証拠隠滅をはかるため、創業者の息子が会社に放火する騒ぎも起きている。

 地元では、同社が医薬品メーカーだけでなく、アイスクリームや乳製品、ドリンクなどの原料として食品メーカーにも流していることは広く知られていた。 地元の人たちは 「 ゼリーやアイスの類は怖くて食べられない 」 と話している。





( 2012.04.25 )

 

   

 2012年4月21日、中国・河南省鄭州市李崗村付近の排水溝に空のカプセルが捨てられていた。 大河報が伝えた。

 色とりどりのカプセルは300mの列をなし排水溝を流れていた。 カプセルに印字はなく、軽くつまむと簡単に壊れてしまい、見た目は硬いプラスチックのようだったという。

 先般河北省では、ゼラチン製造企業、 「 学洋明膠蛋白廠 」 の原料をもとに製造された、医薬用カプセルから基準値を超える重金属クロムが検出され、当局は同社を摘発。 さらにこの一件を受けて同様の製造拠点摘発を強化した。 また、同社は医薬用カプセルだけでなく、アイスクリーム、乳製品、ドリンクといったものの原料としても多くの企業にゼラチンを販売していたため、影響は大きいと思われる。

 今回のカプセル廃棄について、周辺住民や村役場は、付近に製薬工場はなく、廃棄されたことを知らなかったと話している。 村にはかつて小さな薬品製造工場があったが、数ヵ月前に封鎖されたという。 誰かが違法製造している可能性もあるため、村役場は村の製造場を改めて調べたのち製造が確認できたら、直ちに封鎖を行うと話した。

 また、現地当局もこのことについては知らなかったというが、地元住民はカプセルに有毒なものが含まれていたら、汚染の可能性もあると心配している。





( 2013.02.18 )

   


ダイトクコーポレーションが販売した携帯型空間除菌剤 「ウイルスプロテクター」
 塩素成分でウイルスを除去するとうたった携帯型の 「 ウイルスプロテクター 」 でやけどの被害事例が相次いでいるとして、消費者庁は18日、 「 この製品の使用を直ちに中止してほしい 」 と呼びかけた。

 問題の製品は中国で製造されたもので、 「 ダイトクコーポレーション 」 ( 石川県 )が1月25日に販売。 漂白剤などに含まれる次亜塩素酸ナトリウムを含む錠剤の入ったパックを首からさげて使うことで、ウイルスを除去できるとしている。

 ところが、今月2日に千葉県で幼児が重傷の化学やけどを負い、ほかにも少なくとも各地で5件、軽傷の被害事例が報告された。 錠剤に汗などの水分を含ませると強酸性になり、服の上からでも皮膚に強い刺激を与える恐れがあるという。

 国内で70万個流通しており、厚生労働省が近く、同社に自主回収を指導する予定。 消費者庁は 「 皮膚が赤くなったらまず洗い流し、早めに皮膚科に受診してほしい 」 と呼びかけている。