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( 2012.12.21 )

  


 12月20日、中国の食品安全当局は米ファストフードチェーン、ケンタッキーフライドチキン( KFC )の店舗が提供する鶏肉製品の一部から、過剰な抗生物質が検出されたとの調査結果を明らかにした。

 上海市食品薬品監督管理局( SFDA )はウェブサイトに掲載した声明で、2010~11年に検査施設に送られた19のサンプルのうち、8つから過剰の抗生物質が検出されたと発表。 ヤム・ブランズがその後是正措置を講じたかどうかはまだ調査中だが、違法行為があったと認定された場合、同社には厳しい罰則が科される可能性がある。

 ヤム・ブランズの株価は、今月18日に国営テレビCCTVが、山東省の一部業者が成長促進のためニワトリに抗生物質やホルモン剤を投与していると報道して以降、4%下落していた。

 同報道内容についてはSFDAが現在確認作業中で、その結果はまだ発表されていないが、20日付の英字紙シャンハイ・デーリー( 上海日報 )によると、同省当局が既に食肉処理場2ヶ所に操業停止を命じたという。

 今回のSFDAの発表は、中国におけるKFCの評判にとって大きな痛手となる。

 中国のヤム・ブランズ担当者のコメントは今のところ得られていない。






  


 中国の英字紙シャンハイ・デーリー( 上海日報 )は20日、食品安全当局が同国東部の養鶏場2ヶ所を閉鎖したと報じた。 このうち1ヶ所は、マクドナルド( MCD.N )や、米ファストフード大手ヤム・ブランズ( YUM.N )が運営するケンタッキーフライドチキン( KFC )に出荷していたという。

 中国の国営テレビは今週、山東省の業者がニワトリに成長促進剤を使用したと報じていた。 上海日報によると、当局は山東省の食肉処理場2ヶ所に対し、サンプルの検査が終わるまでの生産停止などを命じた。

 また新華社は、上海市食品薬品監督管理局がヤム・ブランズの物流センターに出荷された鶏肉について検査を行っていると伝えた。

 KFCは当局への協力を表明。 マクドナルドは同社が使用する鶏肉と生鮮食品について、独立した第三者機関の検査を通過していると発表した。