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( 2009.09.10 )

   


 2009年9月7日、中国では 「中秋節」 を前に今年も 「月餅」 の販売合戦が始まった。 だが、多くの国で中国産月餅の輸入が禁じられているため、国内販売に頼らざるを得ない状況。 「報復措置」 を求める声も高まる中、中国紙・広州日報は 「質の問題を省みる好機」 と呼び掛けた。

 今年の中秋節は10月3日。 その中秋節に欠かせない 「月餅」 は中国国内のみならず、海外にも多く輸出していた。 だが、米国、カナダ、スペイン、オーストラリア、ニュージーランドなど多くの国が卵黄や肉類を含んだ月餅の輸入を禁止。 欧州連合( EU )はドライフルーツに含まれる猛毒性のカビ毒・アフラトキシンB1への規制が中国より遥かに厳しく、日本も甘味料や漂白剤、防腐剤の取り締まりを強化している。

 こうした規制に対し、中国国内では 「保護主義だ」 との反発が強まっており、ネット上では商務部に報復措置を求める声が噴出している。 だが、同紙は 「原因は 『質の問題』」 と一蹴。 売れ残りの “再利用” やニセブランド品が横行し、中国人でさえビクビクしながら食べるものを外国人が欲しがるわけがない、と指摘した。

 中国商業聯合会の調査報告によれば、ネット販売されている月餅の40%が 「安全上問題あり」。 基準の1000倍を超える有害物質が検出された商品もあった。 四川省成都市でも調査対象となった46ロット中、 「合格」 はわずか6ロット。 「不合格」 は31ロットに及び、 「表示内容に問題あり」 も9ロットに上った。