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( 2009.09.05 )


 2009年9月4日、中国のラジオ局・中央人民広播電台のウェブサイト 「 中国広播網 」 は、日本の厚生労働省が中国産冷凍食品の 「 ボイルシャコ 」 から食品衛生法で禁止されている放射線を検出したと報じた。

 輸入水産品から放射線が検出されたのは、同省が今年4月に輸入水産品に対する放射線照射の検査を追加してから初めて。 食品への放射線照射は殺菌や殺虫、発芽防止や貯蔵期間の延長といった効果があるが、多くの国で利用範囲が規制されている。 日本は最も規制が厳しい国の1つ。 約30年前にじゃがいもへの利用が認められた以外、全ての食品への利用を禁止している。

 記事によれば、中国は 「 照射食品大国 」 で、全世界の3分の1を占めている。 これまでに日本向けのシイタケ、乾燥野菜、香辛料などでも検出されており、記事は 「日本メディアの格好の標的となっている 」 と伝えた。

 厚労省は香辛料、乾燥野菜、お茶の葉を放射線照射の疑いが最も高い食品と位置付け、重点的に検査を行っている。 そのため、中国の検験検疫当局は関連企業に相手先の基準に沿った製品の生産を行うよう指導しているという。