簿


2007.08.13 )

 

 2007年8月10日、広東省品質技術監督局は、仏山市で春雨製造業者4社に立ち入り検査を実行したところ、無認可の着色料や発ガン性物質である工業用パラフィンが添加されていたことを発見した。

 摘発された4社は食品生産許可証・衛生許可証・工商営業証のいずれも持たない違法な製造業者。 その生産環境もきわめてずさんなもので、床には無認可の着色料などが乱雑に積まれていた。 当局は違法な添加物を押収、取り調べを進めている。

 無認可の着色料だけではなく、工業用パラフィンの添加も発覚した。 工業用パラフィンは強力な発ガン性物質として知られている。 またお腹を下すなどの胃腸への症状をもたらす可能性があるという。





2007.10.04 )

 12

 2007年10月3日、北京市で不合格とみなされた食品12品目が、市内の売り場から撤去された。 不合格の理由は、違法な防腐剤の使用と着色料過多。

 約半数が広東省の工場で生産されたさんざしなどを原料とする袋入り菓子で、ほかは北京市や重慶市などの工場で生産された羊や牛の肉を原料とする食品。

 北京市は、該当する食品をすでに購入してしまった場合には、品物を購入した店舗にレシートと外袋を持っていけば返品できるとしている。





2007.12.07 )

 


 2007年12月6日、上海出入境検験検疫局は上海梅林食品有限公司の全製品の輸出を一時停止すると発表した。 新華社が伝えた。

 3日、香港食環署は、上海梅林食品有限公司製の缶詰ランチョンミート( 豚肉すり身をタンパク質で固めたもの )から毒性物質ニトロフランが検出されたことを発表、これを受け上海出入境検験検疫局は、ただちに同社を調査した。 現在、原因は明らかになっていないが、輸出食品の安全を確保するため同社には輸出停止処分が課せられた。

 ニトロフランは一種の抗菌薬で毒性を持つ。 大量かつ長期に使用した場合、中毒症状を引き起こし、最終的には死亡事故につながる可能性もあるという。 またニトロフランを含む食品を長期に食用した場合、ガンを引き起こすことでも知られている。





2008.01.24 )

 

 2008年1月23日、北京市食品安全局が安全基準に不合格だった7種の加工食品を発表した。 うち3種類がスーパーなどで売られている 「 北京ダック 」 だったという。 北京の地元紙 「 北京晩報 」 が伝えた。

 食品安全局は1週間かけて970種の加工食品に対するサンプル検査を行い、うち7種を不合格とした。 7種のうち3種類は 「 北京ダック 」 で、基準値を超える食品防腐剤 「 安息香酸あんそくこうさん 」 が検出された。 この 「 安息香酸 」 を大量に摂取すると肝臓や腎臓に影響が出ると言われている。

 不合格となり販売停止処分となった 「 北京ダック 」 は、それぞれ 「 龍坊 」、 「 萬勝徳 」、 「 博金 」ブランドのもの。 どれも北京市郊外の食品加工工場で袋詰めにされスーパーなどで売られている。 すでに購入済みの消費者は、領収書などを持参すれば返品もしてもらえるという。





( 2009.09.11 )

  


 2009年9月9日、網易は北京市で販売されているもやしに漂白剤と 「 無根剤 」 が使用されていると報じた。

 安くて栄養満点のもやしは中国でも人気の食材。 しかしその製造方法を知ると、どうにも食べる気が失せてしまうかもしれない。 まず問題となっているのが漂白剤。 傷みやすいもやしをきれいに見せかけるために使用される。 法律で使用が禁止されているが、その効果はあがっていないようだ。

 そしてさらに深刻なのが 「 無根剤 」 の使用。 ホルモン剤の一種でもやしの成長を促進させる働きがある。 ただしがんを誘発したり肢体の不自由な子どもが生まれてくる可能性があるなどの問題がある。 しかも一部都市では地方条例で使用が制限されているものの、法律的には野放し状態となっており、ほとんどの生産者が用いているという。

 なお日本で消費されているもやしは、種となる緑豆は中国からの輸入品が多いものの、生産そのものは日本国内で行われている。





( 2010.09.22 )

  使

 2010年9月22日、揚子晩報は記事 「 悪徳串焼き屋台が使う 『 肉柔らか粉 』、腐った肉が新鮮な肉に変身 = メディアが内幕を暴露 」 を掲載した。 以下はその抄訳。

 山東省青島市のメディアが悪徳串焼き店の手口を報じた。 内幕を暴露したのは元店員。 中国の屋台で売っている串焼き。 安い値段の秘密は 「 肉柔らか粉 」 ( 中国語で嫩肉粉、松肉粉 )と呼ばれる粉にあるという。 ある調味料卸問屋を訪ねると、6~7種類もの 「 柔らか粉 」 が並んでいた。 値段は250グラムで4~15元( 約51~190円 )程度。 レストランの肉のように柔らかくなるのかと問屋経営者に尋ねたところ、多くのレストランや屋台で使われているもので、効果は間違いないと太鼓判を押した。

 この 「 柔らか粉 」、 主成分はタンパク質分解酵素のプロテアーゼだという。 それ自体に問題はないが、腐肉を新鮮に見せるため大量に使用されていること、体内で発がん性物質に変わる亜硝酸塩を添付した新製品が登場していることなどの問題があるという。 使用量に国家基準がないため、どんな肉にどれだけの量を使うかはシェフの良心に任されているのが実情だ。