【事件概要】

 2007年12月下旬以降、コープなどで販売された中国製冷凍ギョーザを食べた消費者が中毒症状を訴えた。 2008年1月30日、冷凍ギョーザから農薬成分メタミドホスが検出されたことが判明。 中国側は当初 「中国国内で農薬成分の混入はない」 としていたが、6月中旬に中国でも被害があった。
 2010年3月26日までに、中国の警察当局は、ギョーザに毒を入れたとして、ギョーザ製造元 「天洋食品」 の元臨時職員の36歳容疑者を拘束した。

【事件の経緯】

       摘 要
20071228千葉市稲毛区で中国製冷凍ギョーザを食べた2人嘔吐。 1名入院。
200822千葉県市川市で中国製冷凍ギョーザを食べた5人が嘔吐。 1名重篤、4名重傷。
30厚生労働省が天洋食品製冷凍食品の販売中止と輸入自粛を要請。
日本たばこ産業が冷凍食品の一部回収についてを発表。
日本生活協同組合連合会が お詫びとお知らせ を出し回収対象商品を発表。
稲毛区の主婦が 「コープ花見川店」 で購入したギューザから 許容量9倍超のメタミドホスを検出
天洋食品は、工場での農薬混入を否定。
「この2年間で原料や製品から基準を超えた残留農薬が検出されたことはない」。
兵庫県警が同一製造日の6袋からメタミドホスを検出。 うち1つに袋に穴。
日生連はギョーザから 「メタミドホス」とは別の有機リン系殺虫剤 「ジクロルボス」 が新たに検出 したと発表。
25警察庁の次長が捜査協力について中国公安省と協議するため訪中。
28中国公安当局は、メタミドホスが袋の外側から浸透するかどうかを実験。
中国国内で殺虫剤が混入した可能性を事実上全面否定。
中国外務省は、 「中国国内で6月中旬に中毒事件が起きていた」 と認めた
12中国製ギョーザ中毒事件で、中国国内で発生した中毒事件の被害者が4人だったことを明らかに
2009中国公安当局がギョーザの入った段ボール箱の外側から注射針を刺してメタミドホスを注入し、ギョーザや包装袋への付着状況を調べていることが明らかに。
201026中国の警察当局は、中国製ギョーザ中毒事件でギョーザに毒を入れたとして、 ギョーザ製造元 「天洋食品」 の元臨時職員の36歳容疑者を拘束
27警察庁は、中国公安省からの情報として、適用された容疑は 「危険物質投入罪」 と発表。
中国の警察当局は、 拘束していた容疑者を危険物質投与容疑で逮捕


【危険物質投入罪(中国刑法)】

 危険物質の投与により、人を死亡させたり、重傷を負わせたり、あるいは公私の財産に重大な損失をもたらした場合、10年以上の懲役、無期懲役、若しくは死刑。

【混入場所】

  日本側の見解:密閉された袋の内側からメタミドホスが検出されたため、中国での製造、梱包過程での混入が疑われる。
  中国側の見解:解製造工程にはカメラや検査員の監視があり、混入を示す状況は確認されていない。
中国国内でのギョーザ中毒
 中国外務省が2008年8月6日、中国製ギョーザ中毒事件をめぐり、 「中国国内で6月中旬に中毒事件が起きていた」 と認めた。 中国で同様の事件が発生したことで、毒物の混入場所が中国である可能性が強まった。
【両国の反応】

  日本:冷凍食品のみならず中国産の食品全般へ不安の声が高まり、野菜までがデパートやスーパーから次々と撤去される事態に。 家計を切り盛りする主婦や、安い食材で低コストのパフォーマンスを行う外食産業に大きな影響を及ぼすと推測( ギョーザ事件が引き起こす、日本の消費不況 )。
  中国:中国最大手の検索サイト「百度」で河北省石家荘市の天洋食品が製造した冷凍ギョーザで中国国内でも中毒者が出たニュースが検索できなくなった。

【中国からの輸入事情】

 日本冷凍食品協会の調理冷凍食品輸入調査結果によると、中国からの輸入は全体の66%近くに上り、輸入高はこの10年で5倍以上になっている。 中国産食品って、どのぐらい輸入されてるのか? 急成長する輸出産業において中国企業の成熟が追いつかず、品質管理や社員教育の不備が今回のトラブルを招いたのではないか。





( 2008.02.01 )


 中国からの輸入食品、買う気になれませんよね。 外で食事をするときも、中国産のもの使っていませんか? って聞いてしまいそうです。 いや、聞かなくちゃいけないのかも知れません。 農薬なんかで死にたくないですから。

 中国から輸入された食品を調べてみると、2001年の冷凍ほうれん草、冷凍インゲン、冷凍サトイモなどに始まり、ここ数年だけでも、農薬まみれのウーロン茶の葉、殺菌剤まみれの冷凍ウナギ、そして今回の毒入りギョーザ。 海外だと、中国製のせき止めシロップを飲んで死んでしまったり、インスタントラーメンで死んでしまったニュースもありますね。 もう、めちゃくちゃです。

 こんなにめちゃくちゃな商品を輸出して続けていることを、中国はどう思っているのでしょう。 31日のニュースで伝えられた中国政府当局の調査結果は 「現在使用している原料からは農薬( メタミドホス )は検出されなかった」。 口に入れた瞬間に苦みを感じ、数十秒から数分後に吐き気をもよおすほどの農薬の濃度なら、原料に入っていた残留農薬の可能性は低いと思います。 残る可能性は、パッケージに付いていたか、故意に製品の中に農薬を入れたか、のどちらかです。

 パッケージに付着していた可能性も低いと思います。 パッケージのトレーは、何枚も重ねた状態でセットされ、そこから一枚ずつラインに置かれていきます。 外側の包装フィルムは、ロール状になっていて、ロールから引き出されて使われていきます。 包装するときに、何らかの理由で高濃度の農薬が入ったとしても、農薬が混入した製品は数個に限られるでしょう。 今回は数百人の被害者がいるのですから、つじつまが合いません。

 故意に農薬を入れたのなら、これはテロです。 日本国内で農薬が入れられた可能性は低いでしょう。 被害が全国に広がっているので、最終梱包前に入れられた可能性が高いと思います。 問題の工場では、労使間にトラブルがあったと言われています。 日本人を狙ったテロなのか、会社の信用を落とすためのテロなのかはわかりませんが、 「テロ」 という言葉を使うほど、今回の事件は深刻だと思います。

 テロの可能性があるのに、中国当局はそれを捜査していません。 日本なら、工場を閉鎖して家宅捜索し、製品に農薬を混入できる立場にいた従業員を取り調べることになると思います。 なのに、テレビを見ていると、まだ工場は動いているようです。 従業員も大勢出入りしています。 これほど大騒ぎになって、工場の周りに日本のマスコミが押しかけていれば、犯人は証拠を隠滅するでしょう。 すでに、手遅れかも知れません。

 ギョーザに入っていた農薬・メタミドホスはオウム真理教が使った 「サリン」 と同じ有機リンです。 食品に毒物を混入したのは、かい人21面相が店頭のお菓子に青酸カリを入れた事件を思い起こさせます。 どちらも、日本の歴史に残るテロです。 不安をあおっているのではありません。 本当に危険だと思っています。

 日本の一部の外食企業では、中国製品を扱わないことにしたようです。 当たり前です。 これまで、中国からの生鮮食品、冷凍食品、加工食品、医薬品で毒物・危険物の混入が起こっているのです。 中国の検査態勢、管理体制がぼろぼろなのは、これらの事件で明確です。 今回の事件で決定的です。 牛海綿状脳症( BSE )のときには、すぐに牛肉の輸入を止めましたよね。

 マスコミは今でもアメリカ産牛肉の輸入について危険性を指摘しています。 なのに、なぜ中国にはこんなに寛容なのでしょうか。 どんな根拠で 「天洋食品工場での事件で、他の工場からの製品は大丈夫」 と言ってしまうのでしょうか。 なぜ中国からの食品輸入の全面停止を呼びかけないのでしょうか。 国民の命を危険にさらしてまで、中国に気を遣う理由があるのでしょうか

 中国の企業の中でひどい企業は一握りなのかも知れませんが、毎年毎年、不祥事が絶えません。 利益優先、人命軽視が染みついてしまっていると言われてもしょうがないでしょう。 中国製品は確かに安い。 食糧自給率がどうにも改善しない日本にとっては、ありがたい食料供給国です。 だからこそ、中国にはちゃんとしてもらわないといけません。

 輸入をしばらくとめて、日本の認証機関なりヨーロッパの認証機関なりが製品管理レベルを認証して、それから輸入再開です。 厳しい対応をしないと、また農薬騒ぎが起きます。 世界最大のマーケットを抱えているからって、気を遣っている場合ではありません。

 厚生労働省のHP( http://www.mhlw.go.jp/index.shtml )で “輸入食品 検査命令 中国”をキーとして検索を行うと、薬物検出による検査命令の実施に関する情報がたくさんヒットします。




( 2008.02.21 )

  


 2008年2月、中国製シメサバや肉まんなどからも有機リン酸系殺虫剤が検出されるなど、日本では中国食品をめぐる問題はますます拡大する傾向にある。 一方、中国国民には 「ギョーザ事件はほぼ解決した」 との安堵感が広がっている。

 この日中両国民の極端な温度差をもたらすきっかけとなったのは徳島県の発表。 同県生協で発見されたギョーザの包装から微量のジクロルボスが検出されていたが、14日に同県は店内で散布された殺虫剤に由来するものと発表した。 15日、 「環球時報」 をはじめとする多くの中国紙がこの発言を報道、さらに日本生協から提供されたサンプルからも殺虫剤は検出されなかったことを伝えた。 この報道によりギョーザ事件の農薬は日本で混入したとの認識が一気に広がっている。





( 2008.02.28 )


 やはり中国が居直ってきた。
 中国内では、既に 「ギョーザ中毒事件と中国は無関係」 という世論が形成されており、逆に 「中国や天洋食品は被害者」 という方向に世論が向かっている。
 この世論を醸成する元になったのが、国営・新華社通信のニュースである。
 つまり、中国政府は 「責任は日本にある」 という方向に事件を持っていこうとしているのだ。

 以下は、朝日新聞からの抜粋である。
 中国製の冷凍ギョーザ中毒事件で、捜査にあたっている中国の公安省と国家品質監督検査検疫総局は28日午前、北京市内で記者会見した。 同省幹部は有機リン系農薬成分メタミドホスは包装の外側から染み込むという実験結果を公表。 中国内で冷凍ギョーザにメタミドホスが混入した可能性は 「極めて低い」 と述べ、明言は避けたが、日本国内で混入したとの見方を強く示唆した。

 日本側はメタミドホスが外部から浸透することはないとみており、両国当局の見解対立が表面化した形だ。 1時間半に及ぶ記者会見は中国中央テレビが生中継。 日中間で協力をうたっているものの、真相解明への取り組みは難航しそうだ。

 ~後略~
 このニュースで注目すべきは、 これまでのように輸出入食品安全局や国家品質監督総局ではなく、公安省( 警察 )が前面に出てきた ということ、そして、同省の幹部が 中国内で冷凍ギョーザにメタミドホスが混入した可能性は 「極めて低い」 と述べたということ、 明言は避けたが、日本国内で混入したとの見方を強く示唆した ということ、 1時間半に及ぶ記者会見は中国中央テレビが生中継 したということの4点である。

 つまり、中国警察当局が中国内での毒物混入を否定する、日本国内で混入したとの見方を強く示唆するが明言は避ける、それを国営のテレビ局が全国に生中継する ―― このことによって、事件そのものはウヤムヤに終わり、 「ギョーザ中毒事件と中国は無関係」 「中国や天洋食品は被害者」 という世論だけが残る。 が、明言を避けることによって、日本の当局者との決定的対立は回避できる。

 やはり、狡猾な中国共産党( 中共 )が考えそうなことだが、事実をゆがめ、自らの正義を強弁する中共のやり口 は、己の首を絞めることにもなるのだ。

 …… で、今回の事件に対する中国側の一連の対応だが、その信用を益々失墜させる結果に終わることは間違いない。

 以下は産経新聞からの抜粋である。
 大手旅行各社の取り扱う中国旅行( 人員ベース )が、前年比2~5割減に落ち込んでいることが22日、分かった。 中国製冷凍ギョーザによる中毒事件が収束に向かわないなかで、消費者の中国製品への不安が募り、旅行商品にも波及しているようだ。 来月から本格化する北京五輪ツアーの販売商戦を控え、各社は中国のイメージ悪化に神経をとがらせている。

 4~6月出発分の中国旅行販売状況をみると、日本旅行が前年同期比でほぼ半減。 JALパックは同3割減で、ANAセールスが同2割減と各社軒並みマイナスとなっている。 販売力の強い最大手のJTBはプラス基調を維持しているものの、中国製品への不安が長引けば影響は避けられそうにない。

 日本旅行業協会( JATA )によると業界全体の昨年の中国観光ツアー実績( 人員ベース )は、前年比5.6%増と堅調だった。

 しかし、今年1、2月出発分はそれぞれ同13.2%減、同23.5%減と低迷。 旅行会社は 「昨年から中国の食の安全問題がマスコミなどで取り上げられていたことに加えて、今回のギョーザ事件で( 中国が )さらにイメージダウンした」 ( 日本旅行広報 )ことが要因とみている。

 ~後略~

中国旅行 “大幅減”
  

 「イメージダウン」 と言うより 「中国の正体が見えてきた」 と言った方がより正確だろう。 スローガンだけで実体のない 「日中友好」 の愚かさが、今回の事件で暴露された。
 日本国民の中国に対する不信感を解消するのは容易ではない。 おそらく、中共体制が続く限り無理だろう。

 昨年末には、ユニクロで知られるファーストリテイリングが、ユニクロブランドの中国での生産比率を段階的に引き下げ、現在の約9割から6割程度とする方針を明らかにした。 当初は100%だった中国依存度を60%にまで下げるということだ。
 理由は、低価格の中国製衣料品に対しては、輸出先の国が自国産業の保護のため、たびたび緊急輸入制限( セーフガード )を発動しており、ユニクロ製品を世界各国で販売するには生産を分散する必要があると判断したというが、それだけではなかろう。
 ユニクロは今、ヨーロッパ進出に力を入れている。 そのヨーロッパでは、人権をめぐって、知識人層を中心に中国の印象は極めて悪い。 米国では、消費者レベルで 「チャイナフリー」 が拡大している。

 自由貿易というのは、お互いがルールを守ることによって成立する。 知的財産権の保護や製品の安全保証、労働条件の改善などにおいて、世界の常識からかけ離れた存在の中国からは、これからも外資の撤退が続くだろう。 そして世界市場では 「チャイナフリー」 が益々拡大する。





 なぜ中国は、輸出相手国の消費者の安全確保や信頼の獲得より共産党の威信や正当性の維持を優先させるのだろう。 「党の舌」 であり 「党ののど」 でもあるメディアを動員してまでゆがんだ世論を醸成しようとするのだろう。
 その理由は、中共体制が危機に瀕しているからだ。

 今の中国においては、司法・立法・行政の3権と、第4の権力と言われるメディアまでも中共が独占している。 ここにおいては、共産党中央及び中央政府は常に正しくなければならない。 常に正しくなければ 権力の独占 = 独裁 は許されないからだ。
 … が、チェック機能のまったく働かない体制が 「常に正しい」 わけがない。 逆に不正や腐敗が蔓延し、体制は堕落する一方である。 そして、一般人民の不平や不満が社会に充満する。

 中国製食品の人命にかかわるほどの危険性も、周辺諸国にまで影響を及ぼしている甚大な環境破壊も、想像を絶する 「格差」 の存在も、原因はすべてここにある。
 … が、中国共産党はこれを改めることはできない。 それは自己否定につながるからだ。 過ちを認めることは、 権力の独占 = 独裁 を放棄することと同義である。
 だから自由な言論を抑圧し、民主活動家を拘束する。 で、チェックされる、あるいは批判されることのない権力は益々堕落し、社会には不正や腐敗が蔓延する。


 あの、民主党の小沢一郎代表が鋭い指摘をしている。
 「経済的な改革開放と共産主義独裁は両立しない。 権力が強くなるほど、腐敗が進むものだ。 長期政権は必ず腐敗するという言葉は中国も例外ではない」
 民主党の小沢一郎代表は21日、ソウル市内で開かれた 「アジアン・リーダーシップ・カンファレンス」 ( 朝鮮日報社主催 )に出席し、第1セッションで中国共産党に直撃弾を撃ち込んだ。 胡錦濤国家主席と会談を行うなど親中派とされる小沢代表は、中国共産党の腐敗について、 「( 腐敗で失脚した )国民党のようにならないか憂慮せざるを得ない」 と指摘した上で、 「全ての紛争は貧困と貧富の差から始まる。 中国は貧富の差に対する不満が一気に爆発することがあり得ることを知るべきだ」 と述べた。

 また、中国の軍拡について、 「周辺国は中国の成長に伴う軍事力膨張を懸念している。 中国が人類史的に大きな貢献をしていくことを 『現実の行動』 で見せなければならない」 と強調した。 小沢代表は、中国共産党の指導部らと会談した際にもこうした意見を伝えたとされ、 「中国の混乱は世界的な混乱につながる。 中国政治がソフトランディング( 軟着陸 )できるように隣国( 韓国・日本 )が支援することは歴史的使命だ」 と主張した。

小沢民主党代表の中国批判発言が話題に ( 朝鮮日報 )

 上記の小沢氏の見方は概ね正しい。 「中国の混乱は世界的な混乱につながる」 ―― これが最大のチャイナリスクであり、中共体制の崩壊は東アジアから東南アジアにかけて大混乱をもたらすだろう。
 …… が、小沢氏の言う、それを避けるためには 「中国政治がソフトランディング( 軟着陸 )できるように」 と言う点には疑問が残る。 独裁権力が自ら民主化を行い、公平と公正を旨とする体制に転換したことは歴史上極めて稀である。
 一例としてあげれば 「台湾の民主化」 がある。 これは、独裁政権( 国民党 )が自ら民主化に乗り出した稀有な事例である。 が、このときの国民党の最高指導者は 「22歳( 1945年 )まで自分は日本人であった」 と語る李登輝氏であった。 また、当時の台湾は、今の大陸中国よりずっと民度が高く、格差もそれほどではなかった。 だから、一滴の血も流さずに民主化できたのだ。

 では、今の中共にそれが可能か?
 輸出相手国の消費者の安全確保や信頼の獲得より共産党の威信や正当性の維持を優先させる、 「党の舌」 であり 「党ののど」 でもあるメディアを動員してまでゆがんだ世論を醸成しようとする ―― そんな党が自ら 「ソフトランディング( 軟着陸 )できる」 だろうか?
 小沢氏の言う 「隣国( 韓国・日本 )が支援することは歴史的使命だ」 については、中国の理不尽に屈することなく、我が国の国益を堂々と主張することを前提とするのなら解らぬでもない。
 …… が、今回の 「毒ギョーザ事件」 に対する我が国政府や民主党の対応を見ていると、とてもそうは受け取れない。
 なぜ、日本の消費者に謝罪もせず、 「被害者は我々の方だ」 と居直る天洋食品に 「遺憾の意」 も表明できないのか?
 「真相究明がまだできていない」 からと言うのであれば、 「メタミドホスは包装の外側から染み込むという実験結果を公表。 中国内で冷凍ギョーザにメタミドホスが混入した可能性は極めて低い」 というふざけた主張を国営テレビを使って宣伝する中国政府に、なぜ反論しないのか?
 「ギョーザ以外からも毒性の強い農薬が検出されている」 と ……

 「隣国( 韓国・日本 )が支援する」 前に、まず中国が真の協調姿勢、真の友好姿勢を示さなければならない。 沖縄近海までを自国領と主張し、東シナ海の排他的経済水域( EEZ )の境界線で勝手に天然ガスの開発を行う中国、こんな行為を改めさせるのが先決である。 でなければ、支援よりも 「中国の危険性」 を国民に知らしめることを優先せざるをえない。

 今の中共と安易に妥協することは許されない!
 ほんとうに中共には頭にくる!
 やはり 「中国製品不買運動」 を呼びかけるしかない!
 最低だ!!!





( 2008.03.02 )
本当にどうしようもない国中国

 朝日のニュース で久しぶりに笑った。 … と言うと、ちょっと不謹慎か?
 まかり間違えば、大事故につながる恐れがあったんだから ……。
 でも、やっぱ失笑せざるをえない以下の記事( 笑 )
 中国湖北省の高速道路で2月24日早朝、有機リン系農薬成分メタミドホス約5トンを載せたトラックが横転した。 積んでいた300個余りの箱の約半数が破れて路上に流出、有毒ガスが発生した。 地元紙の武漢晩報が2月26日付で伝えた。

 ガスは強い風で広がり、数キロ先でも鼻を突くにおいが感じられたという。 周辺住民や環境などへの被害は出なかったが、高速道路は約7時間にわたって閉鎖された。
 冷凍ギョーザ中毒事件で問題となったメタミドホスは中国で生産、販売、運搬が禁じられているが、朝日はトラックがメタミドホスを運んでいた理由には触れていない

 中国って、2007年1月からメタミドホスなど5種類の高毒性農薬が使用全面禁止になり、2008年 つまり今年の1月からは生産全面禁止じゃなかったっけ?
 確か売買、運搬も禁止だったはず、だから 「買えるかどうかを試す」 ためにメタミドホスを購入した共同通信の記者が中国の公安( 警察 )に拘束された、 … だよね。 なのに、湖北省の高速道路でメタミドホス約5トンを載せたトラックが横転しただって!
 メタミドホスの小瓶を持っていた共同の記者が、なぜか検問で摘発された。 … で、約5トンを載せたトラックは堂々と高速道路を疾走、そして横転。
 こんなブラックジョーク、中国以外では滅多にありません。

 「中国内で冷凍ギョーザにメタミドホスが混入した可能性は極めて低い」 と公安の幹部は国営放送を使って全国民に訴えたけどあ~た、こんなに大量に、しかも堂々と流通していることが暴露されたらどう弁明すんの?
 でも、26日には中国のメディアが報じていたのに、なぜ今ごろ? という気もする。
 「中国内で混入した可能性は極めて低い」 という記者会見があったのが28日。 「共同の記者が拘束された」 ことが発覚したのも28日。
 その前日に、このニュースが報じられていたら、公安幹部の記者会見も、共同の記者が拘束されたことも、また違った角度から論じられたんだろうけど、惜しいね。

 中国はマジでやばい!
 いや、怖いよ、こんな国で五輪をやるなんて。
 中国を観光旅行しようと思っている皆さん、かの国は年々拝金主義がひどくなり、遵法精神というものが限りなく薄くなっております。
 倫理というものが失せている。
 これから益々危険になるよ。
 そこんとこ、よ~く考えてね。
 この国と 「仲良くしたい」 と思う人の気が知れない。





( 2010.03.28 )

 

 2年前に千葉と兵庫の両県で10人の被害者を出した中国製毒入り餃子事件で、中国新華社通信は26日、中国当局が投毒容疑で製造元の天洋食品( 河北省石家荘市 )の元臨時職員の身柄を拘束したと報道した。 翌27日、中国各紙は新華社の記事を相次ぎ転載。 中国のネットユーザーらは、2年前に中国当局が断固否定したことと全く逆の結果を受けて、唖然とした反応を見せている。

 「事件の真相は明らかになったが、我々市民は分からなくなっている。 我々は、どんな中国人になればよいのか? 中国政府はどんな政府になればよいのか」 と 「夜色」 と名乗るネットユーザーが掲示板に戸惑いのメッセージを書き込んだ。 「当初、政府ははっきりと日本人がやったと言い張ったではないか? 下心のある海外の敵対勢力がわざとやったと主張していたではないか!」

 同ネットユーザーは、2008年の事件発覚以降の中国メディアによる報道をまとめ、その経過を詳しく書き込んだ。

 事件発覚当初の2008年2月13日、中国国家品質検査総局の副局長・魏伝忠氏は、石家荘市公安局の情報として、製造元である食品工場の従業員が勤務条件に不満を持ち、 「報復」 した可能性があるとする共同通信の報道を全面否定し、 「日本側の報道は憶測に過ぎない」 と強く反発した。 また、中国新聞社は同年3月3日に評論文を掲載し、 「共同通信を含む日本メディアが 『天洋食品工場の従業員による行為』 と勝手に断定したが、事実、それは全くのウソであることが証明された。 日中友好関係の敏感な時期に、日本社会や日本の人民をミスリードし、このような嘘のニュースを捏造する目的は、下心があるとしか思えない」 と強烈に批判した。

 同じような論調は、2008年6月に製造元の天洋食品が事件後に回収した冷凍餃子を中国国内で横流しした結果、4人が中毒を起こした後も繰り返された。

 2年間の中国国内の報道を振り返り、同ネットユーザーは、 「このような報道を見た結論はこうだ:三鹿粉ミルク( メラミン入りミルク製品 )を飲めるのは中国人だけ。 地溝油( 工場などの排水溝や下水溝に溜まったクリーム状の油を濾過し、精製した毒性のある食用油脂 )で揚げたものを食べられるのも中国人だけ。 中国は、大変調和( 胡錦濤が提出した社会の安定を重視する理念 )のある国だから、糞青( 執拗な民族主義者または反日主義者のこと )国だからだ」 と怒りをにじませた。

 2年前の事件発覚直後、ネットでは 「反日」 の書き込みが炎上したが、犯人が中国人だったと分かった日、中国各地の掲示板は不気味なほど静かだった。 同事件についての書き込みは、以前とは逆に、中国政府に対する批判の声が主流となっている。 中でも、 「誰が尊敬してくれるだろうか?」 という感想文が、多くの同調を得ている。

 「どうして政府が発表した情報は、いつも矛盾しているのか? 国内にいる私たちは騙されやすいが、外国人にははっきりと見えている。 真相が分かったら、彼らはどのような目で中国人を見るのか? 嘘、暴力、詐欺に慣れている国家は、誰から尊敬を得られるだろうか。 自国の市民さえも残酷に騙す政府と国家は、尊敬されない。 自国の文化さえ愛さない民族は、人から尊敬されないだろう」 と批判の矛先は当局に向かう。

 「不惑の禍」 というネットユーザーはさらに、 「政府が当初、日本メディアに謝ってほしいと言ったのと同様に、中国メディアも日本政府に謝るべきではないのか」 と問い詰める。 同ユーザーは1年前、中国外交部・楊潔チ部長の外国記者とのやり取りを分析し、 「中国国内で投毒が発生した」 という結論をネット上で発表したが、他のユーザーらに攻撃されたようだ。 「愛国はいいことだが、事実を無視して自分の頭で考えもせず、逆に悪いことになってしまった。 物事は、自分の頭で分析してほしい」 と、同ユーザーは冤罪が晴れてすっきりとしたようだ。

 一方、当局による結果発表を受け、大半のネットユーザーは不信感を見せている。 「またも臨時職員か。 2年前、すでにその結果は分かっていた。 臨時職員は消防士だから、火が出るところに回されるし、政治的なリスクにさえ晒されるのだ」 など、投毒容疑者と発表された天洋食品の元臨時職員はただのスケープゴートであるとする見方がほとんど。

 つい先週も、貴州省テレビ局の女性記者が、免許証不所持で運転した豪華車の持ち主を取材したところ持ち主に殴られ、テレビ局が 「女性記者は臨時職員であり、テレビ局と無関係」 と発表する事件があったばかり。 明らかに、テレビ局は豪華車の持ち主とのトラブルを避けたかったとみられる。 「臨時職員」 という言葉はネット上で流行し、スケープゴートの代名詞となっている。

 「悲しいことだが、政府の報道を信じる人はもういない。 政府からの報道であれば、何であれ皆がこれは嘘だと気付いてしまう。 政府の自業自得だから、仕方がない」 と 「狗剩」 と名乗るネットユーザーが嘆く。

 これら政府に対する批判発言は、ネット上で削除されることなく、いまだに残っている。 現在、ネット監視者らはグーグル事件の対応で急がしく、余裕がないからなのか。





( 2010.04.10 )

 

 一時は “迷宮入り” もささやかれた中国製冷凍ギョーザ中毒事件が、急転直下の動きを見せた。 発生から約2年2カ月が経過した3月下旬、中国の公安当局がギョーザを製造していた食品会社の元臨時従業員の男の身柄を拘束したからだ。 中国の公安当局は、日本のマスコミを対象とした異例の記者会見まで開いて 「全面解決」 を強調。 だが、中国側の発表情報にはこれまでの捜査結果とは矛盾する内容も多く含まれる。 事件に残された謎と早期の幕引きを図ろうとする中国の思惑は ― 。


不意打ちの “解決”

呂月庭容疑者
ギョーザ事件

 【 北京共同 】 中国製ギョーザ中毒事件で中国公安省の捜査責任者は28日、共同通信など一部日本メディア向けに記者会見し、拘束した呂月庭容疑者( 36 )が2007年夏に有機リン系殺虫剤 「メタミドホス」 をギョーザ工場内で入手、冷凍保存庫で3回にわたって注射器を使ってギョーザに注入したことを明らかにした。

 容疑者拘束後、公安省当局者が会見するのは初めて。 公安省が特定の事件で外国メディアに向けて会見するのは異例で、日中関係を重視する胡錦濤指導部が、今後さらなる捜査を進め、事件の全面解決を目指す姿勢をアピールした形だ。

 会見したのは、公安省刑事捜査局の杜航偉局長ら。 杜局長によると、呂容疑者は、工場内の芝生の殺虫などのために工場の清掃班が保管していたメタミドホスを盗み出した上、医療施設から廃棄された注射器を入手。 07年10月1日と同月下旬、12月下旬の3回にわたって冷凍保存庫で注射器を使って注入し、注射器は工場内の下水溝に捨てた。 21日に供述通り下水溝から2本の注射器を発見した。

 動機については、臨時従業員だった呂容疑者は正社員との給与格差が大きかったことなどで、工場への不満を募らせたという。
 「ギョーザ中毒事件で、天洋食品で臨時従業員として働いていた男の身柄を拘束した」

 中国外務省アジア局の担当者から北京の日本大使館にこうした情報がもたらされたのは、3月26日金曜日の午後11時半ごろのことだった。

 中国の公安当局に身柄を拘束( 後に逮捕 )されたのは、ギョーザ製造元の食品会社 「天洋食品」 の元臨時従業員、呂月庭容疑者( 36 )。

 「身柄拘束」 の情報は、中国国営の 「新華社」 電として瞬く間に日本中を駆け巡ったが、この後、事件をめぐる情報については日本の警察当局による検証もマスコミによる論評もままならず、情報の主導権は終始中国側に握られた。

 中国での勤務経験がある警察OBが言う。

 「引っかかるのは情報の出し方だ。 なぜ、新華社報道と同時に、深夜に日本側に知らせてきたのか」

 そこには、中国のある意図が見て取れるという。

 「一報を金曜の深夜に伝えたのは、日本の役所が閉庁になる土日を挟むことでマスコミの国内取材がやりにくくなり、報道される情報量を極小化しようとしたのではないか」 というのだ。

 外務省、警察庁など日本側では、日付が変わるころになっても公式の確定情報は発表されておらず、警察庁では担当幹部が情報の収集と確認に追われていた。 取材対応した警察庁幹部の1人は 「拘束は完全な不意打ち。 今年1月まで、公式非公式をあわせて20回以上開いてきた情報交換でもまったく知らされていなかった」 と話し、容疑者の氏名、年齢や出身地などごくわずかな情報を繰り返し口にするのがやっとだった。

 日本の警察や外務省が広報発表する前に、 「身柄拘束」 の一報を配信した中国国営の 「新華社」 とは、一体どのような組織なのだろうか。

 新華社は日本の内閣にあたる中国の国務院に直属する国家機関で、本来的には日本など自由主義国の報道機関とは異なる。

 発信される情報は 「中国の政府や党の公式見解がニュース仕立てにされたもので、中国が各国世論に直接伝えたいメッセージ」 ( 日本の外務省筋 )なのだという。

 金曜日の深夜11時半に新華社が伝えてきたビッグニュース。 日本の報道機関は色めき立った。 しかし、締め切りまでほとんど時間がなかった新聞は結局、ニュースの主要部分について中国側から伝えられる初期情報をほとんどそのまま報道することになった。


中国発表への疑念

 この事件の情報発信について、中国側の対応は異例ずくめだった。

 「身柄拘束」 の一報から2日後の28日には、ギョーザ事件の捜査を担当している中国公安省の杜航偉刑事捜査局長らが、日本のマスコミを対象に異例ともいえる記者会見を開き、詳細な捜査情報を明らかにした。

 中国側発表によると、犯行は呂容疑者が1人で実行。 呂容疑者は天洋食品の待遇に不満を訴え、一緒に働いていた妻が産休を取った際にはもらえると思っていたボーナスがもらえず、不満が高まったと動機を供述した。

 呂容疑者がギョーザに混入したとされるメタミドホスは、2007年7月と8月、同食品工場の清掃担当部門から盗み、同じころ、医療機関が廃棄した注射器を、針がついたまま入手。

 同年10月1日、メタミドホスを入れた注射器を持って、ギョーザが保管されている冷凍庫に侵入。 注射器でギョーザに注入した ― とされる。

 だが、この発表には疑問が残る。

 1つは、ギョーザの “袋の穴” の問題だ。

 兵庫県で被害を出したギョーザの袋とトレー、大阪府で回収されたギョーザの袋にはそれぞれ0.2ミリ~1.5ミリ大の穴が発見されている。

 一方で、千葉県で被害を出した袋は完全に密封されており、穴や傷は発見されていない。

 「手口が違う。 犯行手順の違いを意味する可能性があり、本当に単独犯なのか、違和感が大きい」

 日本の捜査関係者は、こう指摘する。

 疑問の2つめは、日本でギョーザから検出された農薬は、メタミドホスだけでなく、有機リン系のジクロルボスも検出されていたが、中国側の説明には、この 「第2の農薬」 についてまったく触れられていないことだ。

 ジクロルボスが付着したギョーザは、07年6月3日に天洋食品で製造、同月8日に中国・天津港から日本に向けて出荷されている。

 07年11月に福島県喜多方市で販売され、異臭がするとして回収されたギョーザから、事件発覚後に実施した検査で検出された。

 ジクロルボスが付着した製品の製造時期は、メタミドホスの混入時期と約4ヵ月の開きがある。

 警察庁幹部は 「呂容疑者の犯行であるならば、呂容疑者がいつ、どのようにしてジクロルボスを入手し、どのようにしてギョーザに混入したのか、明確にしなければならない」 と話す。

 疑問点は、まだある。

 呂容疑者は犯行に用いた注射器を犯行後、 「下水道に捨てた」 と供述。 そして中国捜査当局は今年3月21日、呂容疑者の供述通り発見、押収したという。

 発見時には、注射器は泥に埋まっていた。 捜査関係者がこんな指摘をする。

 「捜査の初期に農薬の専門家から話を聞いたが、メタミドホスは、水溶性が高い。 下水道の中で長期間、泥まみれになっていたのであれば雨水や雪解け水、泥水で成分が洗い流され、検出されない可能性が高いのではないだろうか」


なぜ、急展開?

 中国公安省の発表によれば、呂容疑者は当初から一貫して 「重要な捜査対象者」 とみられていた。

 だが、身柄拘束まで2年以上もの長期を要したのは、決定的な証拠がなかったからだという。

 難航する捜査を急展開させたのは、呂容疑者の妻の話だった。

 呂容疑者は事件後、自宅のテレビでたまたま流れた事件関係のニュースを見て妻に 「おれがやった」 と漏らした。

 驚いた妻が真剣に問いつめると、呂容疑者はすぐに 「冗談だ」 と打ち消し、妻もそれ以上、追及しなかった。

 日本の外務省筋によれば、中国側は、かねてから重要参考人とみなしていた呂容疑者をクロとするこの証言の真実性を必死に確認したという。

 そして、本人を追及した結果、注射器という身柄拘束につながる物証の発見につなげたという。

 だが、事件直後に 「( メタミドホスの )混入が( 中国 )国内であった可能性は極めて小さい」 と主張していた中国側が、急に方針転換したのはなぜなのか。

 日本の政府関係者が 「進展の兆しだったのではないか」 と振り返る出来事があった。 1月に捜査責任者が異動。 その直後、事件は急転直下の展開となった。

 「中国サイドの高いレベルで捜査方針の転換があったのではないか」

 公安省も捜査進展に向け、 “大きな力” が働いていたことを会見で配布した資料で認めていた。

 資料にはこうある。

 《 中国政府は08年初めの 『対日輸出ギョーザ中毒事件』 を非常に重視し、中央指導部は真剣な捜査を行うよう指示した 》

 中国は民主党政権成立以来、対日重視姿勢を見せている。 5月1日に開幕する上海万博を控え、国を挙げてイメージアップに躍起でもある。 また、今年11月に横浜で開かれるAPEC( アジア太平洋経済協力会議 )での胡錦涛国家主席の来日などもある。

 「中国は、対米牽制けんせいの意味からも、日本との蜜月をアピールしたいところだろう。 日中の首脳外交が活発化する前に、指導部が対日懸案を一気に解決してしまいたいと考えた結果ではないか」

 外交筋はこう分析してみせた。





( 2010.04.11 )

 




 ギョーザ中毒事件は、中国当局が3月、国内での犯罪だったことを自ら認める異例の展開となった。
 「日本が悪者で中国は被害者」 という中国世論の基本構図が突如崩れ、市民の間では当局への疑念も生じ始めている。
 「毒ギョーザ事件は日本が悪いのではなかったのか?」

 北京南西300キロの河北省・石家荘市。 ギョーザを製造した天洋食品の近所で商店を経営する男性は、元臨時従業員が逮捕されたことを聞いて憤った。

 男性は、 「殺虫剤混入が中国で発生した可能性は極めて小さい」 という中国警察の発表を信じてきた。 「説明はウソだったのか」 と今は怒りの矛先を当局に向けている。

 「日本悪玉 ― 中国被害者論」 は、歴史問題を強調する中国では、ほとんど自明の理、あるいは物事の前提のように語られる。 ギョーザ事件が発覚した2008年当時、中国では、責任の押しつけを伴う激しい対日批判が噴出した。 日本の世論も反発、 「ギョーザ」 は、食の安全という範囲を超え、感情がぶつかりあう日中対決の象徴になった。

 それが、一転して、 「中国人の犯行」 である。 「ずっと日本が悪いと思っていたのに」 ( 飲食店従業員 )という驚きに当局不信が交じる。 日本の主張に 「負けた」 ことについて、ある女性は 「日本に落ち度はなくても、無用な騒動を広げ、有力企業の天洋食品をつぶした」 と話した。

 一方、日中バトルの “主戦場” となったネットでは、 「日本人の真剣に調査する本能と専門的な手法は世界でも有名だ」 と日本の警察への称賛も出ている。 一方で中国の警察は、 「証拠を示して反論することもできない」 と批判され、面目丸つぶれだ。 「食の安全では日本が上だ。 日本に学べ」 との評価さえ出ている。

 中国紙のある記者は 「中国当局は、最初に 『日本が悪い』 と言って政治問題化してしまった。 中国人に特有の面目を保つ方法 だったが、非科学的で話にならなかった」 と批判している。

 もっとも、事件発覚から2年以上が過ぎ、中国では全体的に 「毒ギョーザ」 に対する関心は高くはなく、政府批判の声も大きなうねりにはなっていない。 世論の反発を恐れる中国当局が事件の風化を待っていた可能性も十分ある。





中国人って中国政府の発表をそのまま信じてるんだな。 南京大虐殺も嘘だということをいい加減に疑ったほうがいい
火病らないだけどこかの国よりはマシか。 中国人も知識階級には意外にまともな人が多いんだけど、一般人は政府に騙されているし、教育水準が低いレベルの人たちは土民と変わらない。 一言で言うなら、 「まともな人もいる」 というレベル
いや、明らかに事件が風化したタイミングを待っての公表だろ。 中国したたか過ぎ
事件が起きた当初から自国で起きた可能性すら示唆してないじゃん。 中国猿はとにかくすべてひとのせいにする知恵遅れな思考がデフォルトだからどうしようもない
中国が認めた背景には何があったのです?
普段中国政府にあらゆる面で抑圧されてるくせに中国政府の言う事を信じてるのか。 おめでたい脳みそだ
あれだけ食品汚染問題が社会に蔓延しているのに中国が被害者だと思ってたなんて呆れて物も言えない。 毒食わされてるのは自分達だって自覚がないのか?
なんか中国人が哀れになってきた
食品偽造があまりにも日常的過ぎるから、全世界的にも同じような頻度で起こるもんだと思っているんだろ。 だから、日本で起こったはずのものを中国のせいだと言われたと思って怒ったんじゃね
中国人だの朝鮮人だのいう土人並みの下等民族は日本人に支配・指導されなきゃまともな水準には上がってこれないんだよ。 身の程わきまえろ土人共
ひどい言われようだな。 日本の警察は真面目に調査するだけの機関だというのに中国の警察って政治的、感情的に動くんだろ。 民主主義と独裁国家の違いだな
安全な中国食品は中国には出回ってないんだそうだ。 全部輸出される
天洋食品さんは我々こそ最大の被害者だとか言ってましたよね
まぁ、実際はほとんどの中国人はこのニュースを知らない or 「数人程度の被害で騒ぎすぎだ」 としか思ってないよ
日本の警察が実験して袋の外側から毒物が染み込むことはない。 流通のどの時点でも毒物と接触した可能性はない。 … と発表したあと、朝日新聞が社説使って 「それでも中国国内で混入したのではないかもしれない」 「中国を責めるのは早い」 と主張してたよな。 なんだったんだろアレ? 実は中国政府にパイプのある朝日新聞が、日本人には想像もつかないような真相( 中国と日本の関係悪化を狙う第三国の陰謀とか )を知らされていて最大限公表できる内容を記事にしてるのかと思ったら単に中国様のケツを舐めよう! と呼びかけていただけというオチ。 あの社説を書いた朝日新聞社幹部は、被害者家族と日本の警察にちゃんと謝罪したの?
日本をどうこう言う前に、回収したのが転売されてないか中国国内に目を向けたらどうだ?
そんでも中国の警察が事件をウヤムヤにしなかっただけマシか
まあ中国人なら中国政府を信じてた人もいたと思うよ。 国内で横流しして食うぐらいだから
日本のせいにしておきながら中国で犯人が逮捕されても一言も謝らない。 日本に大して申し訳ないとか思わないのかこいつら
どうもあの容疑者、てきとうに差し出された。 いけにえになった感が否めない
ある女性は 「日本に落ち度はなくても、無用な騒動を広げ、有力企業の天洋食品をつぶした」 と話した。 … だって! 無用 … ? もうさ、こいつらと分かり合えるなんて未来永劫無理だと思うよ。
回収された餃子が転売されて中国内で中毒事件起こしてなかったっけ?
魚の切り身が発光する国だしなあ
これが日本以外の国ならどうなってたか?!
奇形児も年々増えてきてるし ……
情報操作って恐い。 操作されてなくても 『中国は何でも優れていて素晴らしい』 って馬鹿もいるんだろうけど ……
そういえば即席ラーメンならぬ即死ラーメンてえ物があったな。 輸出先のモンゴルで死者が出たから、隠し通せなかったんだろう
まあでも、中国崩壊したら共産党員の家族は日本に逃げてくるんだろうな
光る肉 …… RPGの回復アイテムにありそうだな。 実際は食ったら死ぬんだろうけど ……
安全なはずの在庫のギョーザを裏から流して死人が出るような事件が起きてたよな? てめーらの食への安全意識はこの程度なのに何を言ってんだか
国民総ビリーバー状態かよ
まず 「ごめんなさい」 が先だろ、それが何? 「日本に落ち度はなくても、無用な騒動を広げ、有力企業の天洋食品をつぶした」 だと! もういいや、お前ら全員、毒食って逝ね!
非を認めたら一族皆殺しの国だから ……
スーパーで食品用の洗剤が売られてるのって中国だけだろ? そのこと中国人は知ってるのか? それに、水道の蛇口から出ている水を飲んでいたらビックリしていたしナ
おお怖い …
少なくとも中国人に生まれなかったのは幸福だ!
中国国内でも被害者が出た。 それにほとぼりが冷めた。 返す刀で中国国内の日本人死刑囚の刑執行
奇形児が生まれ、カラフルな川が流れてるような土地で作った食いもんだぞ。疑わない方がおかしいだろ
今更、 「嘘でした」 でも誰も損しないし、訴えるべき天洋はもう無い
一個人が意図的にやった事にしないと収拾がつかなくなるだろ
この記事自体がねつ造だと思うのだよ。 殆どの本土中国人は知らないだろ、この事を
日本批判が噴出した。 日本の世論も反発、 「ギョーザ」 は食の安全という範囲を超え、感情がぶつかりあう日中対決の象徴になった


 中国の農民が、その年は畑の収穫を上げようと思い立ち、春に新しい種を買ってきて畑を耕した。
 だが、秋になっても収穫はゼロだった。
 種が偽物だったのだ。
 絶望したその農民は、農薬を飲んで自殺しようとした。
 だが、死ねなかった。
 農薬も偽物だった。
 農民が住んでいる村の人たちは 「死ぬことはない」 と彼を励まそうと村をあげて宴会を開き、そこでギョーザが振る舞われた。
 農民は生きる希望を取り戻し、ギョーザを口にした。
 すると農民は死んでしまった。