( 2013.02.19 )

 


 米紙ニューヨーク・タイムズ( 電子版 )は18日、米国の企業や政府機関に対するハッカー攻撃に、中国人民解放軍の組織が関与している可能性が濃厚 であると報じた。

 セキュリティー会社の報告書などを基に報じたところによると、この組織は上海郊外にビルを構える中国人民解放軍の部隊 「61398」。 同紙はこのビルの写真や、所在地の詳細な地図を掲載した上で、 「90%以上が同ビル周辺を発信源とする」 と断言する専門家のコメントも実名で伝えた。

 同紙はまた、情報筋の話として、サイバー界全体で暗躍する組織が 「 61398 」 であるとも指摘した。

 米政府は現在、防衛策を検討中といい、こうした集団に特有な電子署名の情報をインターネット接続業者と共有していくほか、中国指導部に対して数週間以内に、ハッカー攻撃が米中関係を損なうと指摘する方針だ。