( 2008.01.26 )
中国・湖南省で工場排水で水道水が汚染
   数百人が中毒症状を訴える


  楚天都市報によると、長江の支流の漢江の水が赤く濁り、24日午後から下流の湖北省潜江市、監利県で水道の取水ができなくなった。 このため、住民20数万人と農業への影響が出ている。

赤く濁る川の水 湖北
 監利県新溝鎮の水道局長によると、24日午後4時ごろ、取水地点の水が赤濁し大量の泡が浮かんでいるのを発見。 水質が基準に適合しないため、取水を中止した。 このため、住民6万人が水道を使えなくなり、学校も休校した。

 潜江市の環境保護局職員によると、同市でも水道用の取水を停止。 住民20万人近くに影響が出ている。

 最初に汚染が確認されたのは、興隆河、田関河などだが、同局が調べたところ、問題の水は漢江から興隆水門を通じて流れ込んでいた。 汚染源は不明で、長期間にわたり寒い日が続き、23日ごろから気温が上昇したので、漢江中で急速に雑物の腐敗が進んだ可能性もあるという。

 漢江からの汚染された水は農業にも影響を及ぼしている。 緊急措置として地下水をくみ上げはじめたが、水質とコストの問題で長期間の使用はできないという。

 写真は、浙江省・上虞市で1月下旬に発生した水汚染。 近くの工業団地の化学工場が汚染された水を下水に排出、そのまま川に流れ込んだことが判明したという。