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 「食人」 と並んで 「人身売買」 は、中国の反文化伝統の木に咲いた 醜悪な果実 である。
 二十世紀末の中国大陸の人身売買現象は、ギネスブックに載せられるほど奇異で、反人道的な蛮行だ。 人身売買ブローカーと専門集団が主に貧困な農村の女性を、人妻であろうと、若い娘であろうと、幼い少女であろうと関係なく連れていき、結婚相手が見つけられない独身男性に売り飛ばすルートができているケースが多い。
 中国の歴史を振り返ると、どの時代であれ人身売買の記録が必ず登場する。 かかる歴史的伝統を持っている中国でも、1980年代からこんにちまでの人身売買は、その数字や手段から見て、史上最高といっていいほど猖獗しょうけつをきわめた。 数万名、数十万名の無辜むこの女性が同じ人間である商売人の手で蹂躙じゅうりんされ、凌辱りょうじょくされた末に、牛か豚のように二束三文で売られていく。 とうてい信じがたいような話だが、厳然たる事実なのだ。 新聞記事からその一断面を見てみよう。
 誘拐されて売られる女性たちは、道端に名札をぶら下げて立っているが、その名札には価格が書かれている。 それこそ昔アメリカで行なわれた黒人奴隷売買の光景である。 しかし二十世紀、それも80年代、90年代に、わが同胞の女性が、わが故国で、このように公然と売られているのだ。
 野次馬たちが集まり見物している。 買おうかどうかためらっている人もいる。 神経が鈍い人間か、貧しいけれど性欲の旺盛な男たちだ。 結局女たちは引っ張られていく。 いまでも山東さんとう省、あるいは安徽あんき省のどこかの小都市や田舎村で、相変わらずこのような光景が続いているはずだ。
 帰来きらいという中国のノソフィクショソ作家が書いた 『 範県はんけん婦女子人身売買大実録 』 という本がある。 範県とは山東省と河南かなん省の境界にある、黄河流域の極貧の地方だ。 歴史的に黄河の川堤が洪水で決壊し、毎年水害に遭ってきた範県は、極度に土地が痩せており、ついには大陸有数の貧困県となった。 非識字と半野性の農民たちが代々この不毛の土地で粘り強く生きてきたが、最近になって女性の人身売買で一躍国際的な 「 名所 」 となった。
 その実録を読むと、一家をあげて人買い商人であるケースも登場する。 父親が息子と組んで女性を誘拐して売買するのだが、なんと母親や妹までが総動員される。 結局、女が女を売買するという世にもまれな悲劇が演出されるわけだ。 誘拐する手段は主に四川しせん省の山間地区や西北地域の貧村から、労働者を募集するという口実で人を集める。 貧しさにあえぎ苦しみ、生まれてこのかたブラジャーや生理帯さえ見たこともない少女たちは、その誘惑の罠にはまってブローカーに連れられていく。 汽車に乗り、バスに乗り換えて何日も、ときには何週間もかけて、ある名も知らない地方の渓谷に着く。 そしてその純真な娘を脅迫して乱暴し、自尊心と羞恥心を残酷にも奪い取り、買い手と値段を駆け引きした末に引き渡す。 こうして少女は連れていかれる。

とうてい信じがたき本当の話

 範県には中国一の人買い商人と呼ばれる熊虎シェンフという男がいた。 彼は 「 山東香華高級技術開発会社 」 の副社長という肩書を持っていた。 しかし彼が 「 高級技術開発会社 」の美名のもとに行なった仕事は、まがいもなき人身売買であった。 1983年から1994年まで範県で誘拐した女性だけで2500人にも及ぶというから、驚くほかない。 彼は犯行の100回達成を目標としていたが、40回あまりの時点で検挙され、法の裁きを受けたのである。
 これ以外にも範県で生じた人身売買事件を見ると、ありとあらゆる非道徳的な蛮行が網羅されている。 その中には父親が実の娘を売り飛ばした事件もあれば、義理の妹や小姑を売った事件もある。 四川省武陵ぶりょう県に住む22歳のルオという青年は、竹馬の友としてともに育った姚さんと結婚して4日目に、その新妻を範県へ売ってしまったし、黒竜江こくりゅうこう孫武そんぶ県のという男も、実の妹を売り飛ばした。
 親戚まで売ってしまう蛮行もおびただしくあるが、李鳳リーフェンという娘は実の伯父に8度もあちこちへと売られて、10度も輪姦されて、あげくの果てには人買い商人の手で、口の利けない身体にされてしまったのだ。 8度目の結婚をした日に相手の男は「範県の十字披じゅうじはへ行って、ほんとうに口が利けないのかどうか確かめてみるか」と言ったという。 李鳳はまさに十字波で売られることになったのだ。 十字波と言えばまさしく 『 水滸伝 』 の母夜叉ばやしゃ孫二娘そんじじょうが人を捕まえては人肉饅頭を売ったところとして悪名高い。
 貧困とともに無知と愚昧ぐまいに満ちみちた反文明の伝統が温床となって、 人身売買の蛮行を生んだ。 貧困きわまりない農村で無知な農民の意識に根深く刻まれた反文化の伝統が消え去らない限り、 人身売買を根絶することはおそらく困難であろう。





( 2008.05.25 )
乳児売買未遂に
   5人を連れ足止め発覚


 【 綿陽( 中国四川省 ) 】 四川大地震で大きな被害を受けた四川省綿陽市江油で、乳児5人を誘拐して売ろうとしていた疑いで男女6人が逮捕された。 乳児を連れたまま被災地をさまよううち発覚した。
 地元警察によると、36歳の男1人と女5人の計6人が逮捕されたのは16日。四川省南部の西昌で生後1週間から2ヵ月の乳児5人を誘拐、鉄道で沿海部の山東省へ向かっていた。 列車が江油にさしかかった12日午後、地震で鉄道が不通になったため、6人は乳児を連れ江油の町に出た。
 6人は大勢の人が避難生活している被災地を転々とし、旅館を探し歩いたが、地震発生直後で旅館は閉鎖されていた。 それでも泊めてくれと強く頼まれた旅館経営者が、乳児を5人も連れているのを不審に思い、警察に通報した。
 警察官が旅館に着いたとき、乳児らは深く眠り、顔や唇が青紫色になっている子もいた。 泣かれないようにと睡眠薬を飲まされていた。
 子供を目的地まで運ぶ報酬は、男の子で約5,000元( 約7万5千円 )、女の子は1,500元( 約2万3千円 )程度だった。
 地元の警察関係者は「 四川省農村部では以前から乳幼児誘拐事件があった 」 と話す。震災でたまたま行き場を失った容疑者があぶり出された格好だ。
 被災地には親を亡くした孤児が多数いるため、警察当局は今回の事件を重視、乳児誘拐の経緯を調べているが、親はまだ見つかっていない。





( 2011.05.10 )

 

 中国南部・湖南省は、人口・家族計画当局者が、一人っ子政策に違反して生まれた赤ちゃんの少なくとも16人を親から取り上げ、福祉施設に送った後、養子として海外に売ったとの報道について調査を開始した。
 中国の財新メディアが発行する週刊誌「新世紀」によると、同省邵陽の隆回県では、2005年から当局者による赤ちゃん連れ去りが行われていた。 福祉施設に送られた赤ちゃんは養子縁組可能な子どもとして名簿に載り、当局者には赤ちゃん1人当たり1000元( 約1万2000円 )もしくはそれ以上が支払われていたという。
 同誌は、赤ちゃんを取り上げられた親たちのなかには、1人しか子どもがいない出稼ぎ労働者たちも含まれると指摘。 母親の1人は、自分の娘が海外で養子となり、現在は米国で生活していることが分かったと語っている。 福祉施設は養子縁組1回につき、最大3000ドルを受け取っていたという。
 タブロイド紙の 「 グローバル・タイムズ 」 は10日、邵陽地方政府が現在、この件に関する調査を行っていると報道。 記事によると、当局者は児童売買への関与を否定している。





( 2011.07.27 )

  


 中国の警察当局が今月に入り、人身売買のため誘拐されていた乳幼児89人を救出し、人身売買組織に関係する疑いのある369人を逮捕したことが分かった。
 ある人身売買組織はベトナムから連れ去った子どもを、同省や広西壮族自治区で売っていた。 警察は7月半ば、人身売買に関係する疑いで39人の身柄を拘束し、乳幼児8人を救出。連れ去られたのは生後10日から7カ月の子で、睡眠薬を飲まされていたという。
 また、今月行われた別の捜査で、警察は女児の人身売買に関与した疑いで330人を逮捕。こちらのケースでは、生後10日から4カ月の計81人が保護されたという。
 2009年4月以降、中国の警察当局は3万9194件の人身売買を摘発しており、その多くで女性や子どもが被害者となっている。





( 2011.09.07 )

 


【 北京時事 】 7日付の中国紙・新京報によると、中国河南省の駐馬店市や鄭州市にある複数の闇れんが工場で、知的障害者が無報酬で強制労働させられ、暴力を受けるなど虐待されていた実態が明らかになった。 地元警察は4日、工場に突入し、計約30人を救出したほか、複数の経営者を拘束した。
 これは、知的障害者を装った河南テレビ局記者の潜入取材で判明。 記者は8月中旬、駐馬店の駅で物乞いなどをしていると、男2人に闇れんが工場に連れていかれた。 500元( 約6000円 )で売り渡され、3時間以上にわたり強制労働させられ、水を飲みたいと求めると、見張り役の工員らにベルトで体を殴られた。 その後、記者は逃げ出した。
 ある闇れんが工場では、知的障害者が食事や睡眠も不十分なまま、39度の高温下で働かされた。 殴打されて傷が残ったり、肩や腰が変形したりするケースもあった。 誘拐された知的障害者は一般的に300~500元で工場側に売り渡されたという。





( 2011.12.07 )

 

 中国の警察当局は7日、人身売買に関与した疑いで608人を逮捕し、幼児を含む178人の子どもを保護したと発表した。
 中国公安省は、11月30日に四川や福建など10省で一斉摘発を行ったとし、文書では 「 人身売買の事案では最大の勝利を収めた 」 と強調した。
 南西部四川省の警察は、5月に子ども26人の人身売買が行われたとの情報を入手。 東部福建省の警察でも、8月に複数の子どもが売買された事実をつかんでいたという。
 一人っ子政策が導入されている中国では、人身売買は国内に蔓延する犯罪。 後継ぎにできるなどの理由で、伝統的に男児のほうが女児よりも重宝されており、このため、女児は堕胎されたり殺害されたりする場合もある。





( 2011.12.12 )

  


【 北京時事 】 中国公安省はこのほど、四川、福建など10省・自治区にまたがる子供誘拐事件を摘発し、178人を救出、容疑者608人を拘束した。 公安省の捜査により、巨大な赤ちゃん売買ネットワークの存在が判明。 2009年4月の誘拐摘発キャンペーン開始以降、約1万8500人が救出されたというが、誘拐された子供はその数倍以上になるとみられる。
 「 1997年、遊んでいる際、2歳の息子が20歳くらいの女に誘拐された 」。 山東省の親は、3億人が利用するミニブログ 「 微博 」 に、誘拐された男児の写真と自分の携帯電話番号を掲載した。 微博には失跡した子供の手掛かりを求める書き込みであふれる。
 中国では子供や女性の誘拐は深刻な問題だ。 178人を保護した今回の捜査の端緒は、四川省で今年5月、3人の乳児を乗せた不審な車が発見されたことだ。 誘拐されて福建省に売り飛ばされるところだった。





( 2012.01.16 )


【 北京時事 】 16日付の中国各紙によると、新疆ウイグル自治区政府は、昨年5月以降、誘拐された後、国内各地の街頭で物乞いを強制されるなどしていた同自治区出身の未成年1332人を救出した。
 中国では昨年初め、誘拐された子供が物乞いをさせられている実態が社会問題化。 市民が物乞いする子供の写真を撮ってミニブログ 「 微博 」 に掲載し、それを見た親が通報し、救出につながったケースもあった。
 今回、救出された子供らは自宅に戻ったり、職業訓練学校に入ったりしたほか、暴力を振るわれて負傷した子供には病院で治療を受けさせたという。






 ~ 無と ~



 女性や子供の誘拐・人身売買が頻発している中国で、昨年摘発された事件が計4449件に上り、8949人( 女性5461人、子供3488人 )が保護されたことが明らかになった。

 中国では伝統的に農村部などで売買婚の風習があるが、近年は犯罪組織による人身売買の“ビジネス化”と広域化が顕著になっている。

 子供の人身売買では、組織は「 調達 」 「 移送 」 「 売却 」 を役割分担し、大規模な人身売買ネットワークを形成。 略取の際に睡眠薬や麻酔を使用したり、親を殺害したりするケースもあるほか、移送時に母乳の出る母親役を使って親子を偽装させるなど手口の凶悪化、巧妙化も目立つ。

 主な標的は、地方から都市への出稼ぎ労働者( 民工 )の子供たち。 1億人とされる民工ら流動人口のうち、18歳以下は約1982万人。 学校に通えない子供が多く、両親が共働きなどのため十分な保護を受けられないのが実情だ。

     *

 中国の人身売買は深刻だ。
 中国雲南省には驚くべき幼児売買の実態がある。
 雲南省は以前から「 白菜のように子供を売っている 」 と言われるほど誘拐・人身売買が盛んな土地。
 雲南省文山地区の龍也村は「 誘拐販売の村 」 との異名を持つ。 人口83人のうち45人が、誘拐及び、人身売買に荷担、104人の幼児を売っていたという。

 雲南省第一の大都市昆明では00年から04年8月までに350件の幼児誘拐事件が発生した。 そのうち、発見されたのは25%に過ぎない。
 この状況に対し、雲南省の公安当局は03年下半期から大がかりな取り締まりを行った。 その際に人身売買容疑で捕まった女性から驚くべき人身売買組織の実態が明らかになった。
 人身売買組織では販売する子供達を「 貨( 商品 ) 」 と呼び、一歳半以下を「 小貨 」、それ以上を「 大貨 」 と区別する。
 組織のネットワークは調達・移送・売却の3部門に分かれ、「 調達 」 の段階では幼児の値段は男児800元~1000元、女児が300元~500元。
 これを「 移送 」 部門が引き取り、近隣の都市に移動させ、しばらく彼らが育てる。 この時、価格は5倍に上昇するという。
 最後に「 売却 」 部門が顧客に売る。 最終的に価格は男児なら1万8000元~2万元につり上がる。
 売れ残った幼児は手足の筋を切り、身体障害者にして何らかの芸を仕込んだ上で物乞いをさせる。 実際に中国ではこういう子供達が目につくという。

 新聞の2003年の記事によると、中国南部の広西チワン族自治区王林市で大規模な人身売買組織が摘発された。 組織の中には産婦人科医や看護師などが11人いて、医療関係者の結託ぶりが明らかになった。
 この連中は、大がかりな人身売買ネットワークを形成しており、子供たちの売却先は、広西チワン族自治区のほか、河南、安徽、湖北各省などにも及んでいた。
 調達グループは、王林市の医療関係者や民間の助産師などを通じ、生まれた女児の養育を望まない親から、最低約50元で子供を買い取り、平均約1200元で移送グループに売り渡していた。 仲介の医師らは、1回約100元から200元の謝礼を受け取っていた。
 移送グループは子供が泣いて不審がられないよう睡眠薬を飲ませ、複数を旅行カバンなどに詰め込むなどして、別の地域に運んでいた。 各地の売人は、子どもの健康状態によって値段をつけ、1人2000元から3000元前後で売っていたとのこと。

 まさに惨状としかいいようがない。
 一方、中国では成人女性の売買も盛んである。
 詳伝社から発売されている、 「中国人民に告ぐ」 という本の中では、山東省と河南省の境にある範県での人身売買の実態が載っている。
 範県は土地が痩せた中国有数の貧困県で、これが人身売買を生む土壌となっている。 人買いを家業とする一家などが存在し、父親が息子と組み、母親や妹までを総動員し、女性を誘拐し、他へ売り飛ばす。
 主に四川省の山間地区や貧村から労働者を募集するという口実で騙して女性を集め、乱暴した上で売ってしまう。
 範県には中国一の人買い商人である熊虎シェンフという男がいた。 彼は「山東香華高級技術開発会社」という企業を作り、人身売買を行った。 1983年から1994年まで範県で誘拐した女性だけでも2500人。 彼は犯行の100回達成を目標としていたが40回あまりで逮捕されたという。
 範県ではありとあらゆる人身売買のパターンが生じており、父親が実の娘を売り渡した事件。 義理の妹や小姑を売った事件。 竹馬の友として育った女性と結婚し、その4日後に新妻を売った事件。 実の妹を売った事件。

 





法意識がまるでない中国人
~ 自分の娘を凌辱した男の言い分 ~

 1990年の冬、中国湘南こなん江華県で起こったことだ。 農民のちょうには娘ばかり4人の子どもがいたが、彼の夢は息子を授かることだった。 農作業も放り投げて、妻を引き連れあちこちに通いつめ神頼みをして、ありとあらゆる秘薬秘法を試みてはみたものの、5人目の子どももやはり女の子だった。 張の妻が産児制限指導部の強制施策により不妊手術を受けることになると、絶望した張は14歳になる娘を連れ、木を切って炭を焼くと言って山 の中に入って行った。 産児制限の違法行為も避けて、機会を狙って息子をつくろうという打算からであった。 この非道極まりない張は、なんと娘に目をつけたのだ。
 ある日の昼時、張は娘に暴行を働こうとした。 娘は「 お父さん、お願いやめて。 あなたの娘じゃないですか!」と哀願したが、完全に理性を失った張は「 黙れ! いまからおまえはおれのめかけだ。 息子をつくらねばならんのだ!」と叫んで、とうとう14歳の娘を蹂躙してしまった。 張はその後半年間、息子欲しさのあまりに21回も乱暴を繰り返した。 しかし授かったのは息子ではなく、警察の手錠であった。 ついに事件が発覚したのだ。

 逮捕されたときの張の反応が荒唐無稽こうとうむけいだ。 彼は地団駄を踏んで口惜しがった。

 「何だって? おれが強姦罪だと? 強姦ってのはよその女に手をつけることじゃないか! おれの娘はおれがつくったんだ。 自分の家の馬に自分が乗るだけなのに、何で罪になんかなるんだ? それにおれはそもそも代を継がせようとしただけだぞ!」

 死刑が執行される場でも張は、息子の顔も見ずに死ぬのかと嘆き悲しんだという。 張は娘を私的財産だと考え揉躍したのであった。

 基本的な人権意識と法意識の片鱗へんりんすらない無知蒙昧もうまいゆえの結果であった。
 法律は張にとって、一文の価値もなかったはずだ。
 中国人の法意識水準の低さ を端的に見せつけた事例であった。





( 2014.07.07 )



ベトナム北部ラオカイ省の街にある人身売買被害者女性のための保護施設で過ごす
少数民族モン出身の少女
 ベトナム人のキアブさん( 仮名 )が16歳になったとき、兄は北部の観光地で開かれるパーティーに連れて行ってくれると約束した。 だが兄は嘘をついていた。 彼女は中国の一家に花嫁として売られたのだ。

 少数民族モン( Hmon )出身のキアブさんは、中国で1年近く 「 夫 」 と暮らした末に逃げ出して地元の警察に助けを求め、ベトナムへ帰国した。 「 兄はもう人間じゃない。 自分の妹を中国に売ったのだから 」 とキアブさんは、国境沿いの町ラオカイ( Lao Cai )にある人身売買被害者を受け入れる保護施設で語った。

 ベトナムだけではなく北朝鮮やラオス、カンボジア、ミャンマーといった周辺国から女性たちが中国へ売られ、強制的に結婚させられていると、専門家たちは警告している。 中国は 「 一人っ子政策 」 や男児偏重の風潮のせいで、女性より男性の数が圧倒的に多い。 結果、何百万人もの男性が中国人の花嫁を見つけることができず、これが周辺国からの人身売買を横行させる大きな要因となっている。

 ラオカイのシェルターでは現在、さまざまな少数民族の少女たち10数人が保護されている。 皆、親類や友人、交際相手の男性などにだまされ、花嫁として中国人男性へ売られたという。 キアブさんは 「 人身売買のことはよく聞いたことがあったけど、まさか自分に起こるなんて想像もしなかった 」 という。

 人身売買は犯罪組織によって行われ、また関わっているのは都市部から離れた貧しい集落であることから、公式データは不完全で、この問題の深刻さを過小評価してしまう傾向がある。

 しかし、東南アジアで活動を続ける人権団体などは、中国への 「 組織的な 」 人身売買を目撃していると口をそろえる。 「 この問題の大部分は中国当局によって伏せられている 」 と、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ( Human Rights Watch )のフィル・ロバートソン( Phil Robertson )アジア局長代理はいう。

 07年以降、71人の人身売買被害者女性を救援してきた慈善団体 「 青いドラゴン子ども基金( Blue Dragon Children's Foundation ) 」 の創設者マイケル・ブロソウスキ( Michael Brosowski )氏によると、こうしたベトナムの少女たちは最高5000ドル( 約50万円 )で花嫁として売られるか、売春宿へ売られる。 いずれにせよ女性たちの多くは結局、売春宿で働くことになるが、売春婦だったと言えば汚名になるため、届け出では無理やり結婚させられたという場合が多い。

 ベトナムの反人身売買団体は、家族や友人が少女たちをだましている例が多い状況下では、危険性について少女たちに警告するのは難しいため、それよりも人身売買を厳罰化すべきだという。 例えば地元当局が村をまわり、どのような重罪を受ける可能性があるか警告し、人々の意識を変えていくことなどが重要だ。






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( 2007.08.29 )


 開放政策以後、中国の街には乞食たちが増えた。10歳前後の女の子が、貴州省貴州市の中華中路街頭で衣服や下着すらまとう事なく、裸で物乞いをしている姿が …… 目を覆いたくなる様な光景である。

 そして其の様子を見るも、日常の事であるかの様に通り過ぎる人々 ……。

 中華人民共和国・貴州省貴陽市で実際に行われている話の記事。
 10歳になる女の子を全裸にさせ、街で物乞いをさせている。
 子供、ましてや10歳前後の女の子を全裸にさせて座らせる様なヤラセ記事は不可能である為、記事の信憑性は非常に高いだろう。
 こんな事をすれば日本では、児童虐待防止法及び児童福祉法違反、他の国でも重罪に科せられるのは必至。
 そんな国々では到底有り得ない、何とも非道な話である。
 此の様な国が経済先進国とは片腹痛い。
 正に北朝鮮と同等である共産主義国家だからこそ、此の様な事が発生するのであろう。

 結局、以前にも見せ掛けだけの 『 張りぼてバブル 』 である国、中国。
 日本のバブル期の様に、都市部や農村部何処もかもがバブルの波に乗っている訳では無い。
 農村部の人や、都市部にいる有能な漢民族以外の方など、明日も食べていけるかどうかも判らない状況下に置かれている。
 本当の民主・資本主義のもとで発生したバブル経済ならこう云った事が行われるだろうか?
 此の様に、何でもかんでも悪意の有る事は日本の所為せいにして、中共政府は有能な漢民族にだけ優遇し、その他の人々や民族に対しては落伍者のレッテルを貼り、非道な仕打ちを行っているのが事実である。


 
 




( 2015.01.12 )

 


 中国が掲げる社会主義に照らせば、いるはずのない物ごい。 しかし中国の主要都市には、肢体に障害を抱えている物ごいの人たちの姿が目に付く。 物ごいを管理、搾取している闇組織の存在も浮上し、 「 より多くの喜捨を集めるために幼児の手足を切り落とした 」 との証言も飛び出した。 社会主義を標榜ひょうぼうする中国で、物ごいの存在はゆがんだ世相を反映しているようだ。


姿

 次々と暴露されるニセの物ごいよりもさらに深刻な問題が、物ごいの人たちを管理し、集めた喜捨を吸い上げている 「 丐幇かいほう 」 と呼ばれる闇組織の存在だ。 2014年3月、香港フェニックステレビが広東省東莞市で暗躍する丐幇の実態を特集し、大きな反響を呼んだ。

 “物ごい搾取組織” の存在が表面化するきっかけとなったのは、2010年9月の出来事。 中国南西部の広西チワン族自治区から東莞に出稼ぎに来ていた女性が仕事を終えて繁華街をぶらついていたところ、突然、彼女の幼名を呼ぶ声が聞こえた。 そばにいたのは、髪とひげが伸び放題で、両足の膝下と右手の肩から先がほぼすべて欠損し、座り込んでいた物ごい。 なんと彼は10年前、二十歳そこそこで失踪したいとこの男性だった。

 出稼ぎのため東莞で親類と暮らしていた廬剣秋さんは2000年、恋人に会うため外出したまま10年間行方不明となっていた。 家族や親類はすでに死んだと思い込んでいたという。

 変わり果てたいとこをみてショックを受ける女性。 「 どうしてこんな姿に 」。 剣秋さんによると失踪当日、バスから降りて間もなく 「 だれかとぶつかって意識を失った 」。 目覚めると、すでに両足と右腕を失っており激痛が襲った。 暗い部屋の中に1年ほど閉じ込められ、その後、街頭で物ごいを強要されるようになったのだという。

 剣秋さんが語った物ごいとしての日々は凄惨せいさんだ。 鶏肉を食べることができる正月を除くと、食事はまんじゅうとマントーだけ。 毎日 “仕事” があり、ノルマが達成できなければボスの手下に殴られ、食事も与えられなかった。

 剣秋さんが女性に窮状を訴えている最中、その近くでは中型バスから障害のある物ごいの人たちを次々と路上におろしていく男2人がいた。 男らは剣秋さんと女性が話し込んでいるのに気づき、飛んできて剣秋さんを蹴りつけた。 女性には 「 余計なことに首を突っ込むな。 殺してやるから待ってろ 」 と捨てゼリフを残し、剣秋さんをバスに乗せて連れ去ったという。




 女性から連絡を受けて、広西にある剣秋さんの実家は大騒ぎになった。 一家総出で東莞に向かい、10年ぶりに姿をみせた剣秋さんを探し回ったが、再び発見することはできなかった。

 剣秋さんの実兄は、番組の中でこう語っている。
記者「なぜ警察に通報しなかったのか」
実兄「剣秋が失踪したばかりのころ、警察に通報したが、なんの反応もなかった。 正直いって、私は警察をあまり信用していないんだ」
 親類や友人たちが剣秋さんを探して街頭にいる物ごいを観察し続けた結果、その背後にいる管理組織の実態が浮かび上がってきた。

 親類たちの証言によると、闇組織は毎日早朝、中型バスに物ごいの人たちを満載して、それぞれ道路上や市場などに配置。 イベントや催しがあるときには大量の人員を投入し、深夜まで働かせるのだという。 物ごいの近くには彼らを監視し、集金や食事の支給を担当する者たちがおり、一様に体格がよく、高級車に乗っていた。

 物ごいの人たちを運ぶバスの窓には黒フィルムが貼られ、中の様子をうかがうことはできない。 仕事を終えるとバスに乗せられ、建設現場近くの人気のない道路に停まって夜を越し、翌朝、再び仕事へと向かうのだった。




 番組では、物ごいを管理する闇組織の実態について証言する老人も登場した。 王秀勇さんは両手に障害があり、かつて東莞の街頭で足をつかって絵を描く芸などを披露し、生計を立てていた。 物ごいを管理する闇組織にも関わったことがあるという。

 その証言は、全国の中国人を戦慄させた。

 王さんによると、多くの組織は障害者や子供を物ごいに従事させており、ボスは地方の農民だという。 数人の同郷人を手下として使い、1つの組織で十数人の物ごいを管理している。

 王さんが関係した組織は当初、彼らの故郷で生まれた障害者の子供を物ごいとして利用していた。 売られてきた子供もいれば、だまされたり、拉致されたりした子供もいた。

 「 世界の工場 」 とも呼ばれ出稼ぎ者が多い東莞では、赤ん坊が捨てられるケースが後を絶たない。 闇組織はこうした子供を集めては、生後3ヵ月ごろから毛布にくるんで路上に置き、物ごいとして利用していた。

 「 彼らは利益のために、1歳、2歳の子供の足を切り落とすんだ 」 ( 王さん )

 幼児の手足の切断された部分が腐敗して膿が流れ出し、外見が悲惨なほど、より多くの喜捨を集めることができたという。

 こうした物ごいをさせられている子供たちが5、6歳になると、闇組織は彼らが逃げ出したり、金を隠したり、警察に通報することを恐れるようになる。 体罰は日常茶飯事で、強力な睡眠薬を使って路上で眠らせ、 “仕事” をさせることもあった。

 「 こうした子供たちは寿命が短く、衰弱すると、組織は緑地帯などに捨ててしまうんだ 」 と王さんは証言した。

 東莞市の人口は約830万人とされ、大阪府とほぼ同じ人口規模だが、同番組によると、約3千人の物ごいが存在するという。




 幼児の手足を切り落とし、物ごいとして利用する ──。 人間性のかけらもない行為に対して、中国のネットユーザーからは怒りの声が噴き出した。
「 最も腹が立つのは、犯罪を知りながらそれを止めようとしない 『 公僕 』 どもだ。 お前らは闇組織よりもっと悪質だ 」。

「 警察とやくざの結託は東莞に限ったことじゃない 」
 共産主義や社会主義を掲げる中国において、こうした 「 搾取の極み 」 ともいえる行為がはびこっているのはなぜか。

 実は中国において、物ごいを搾取する闇組織 「 丐幇 」 の歴史は長い。 「 中国乞食史 」 ( 曲彦斌著、九州出版社 )によると、宋代以降の民間伝承や語り物を明代にまとめた 「 古今小説 」 の中に、丐幇をテーマにした小説が登場する。 当時、闇組織のトップは世襲で、物ごいの上前をはねたり、高利貸をしたりして、かなり裕福な生活をしていたという。

 また同書によると、物ごいを管理する組織のボスは黒社会の構成員や地域のごろつきが多かった。 1930年代に上海の物ごいを調査した文献によれば、清代以降、物ごいの管理組織は県知事の 「 お墨付き 」 を得て絶大な権力を持っていた。

 “新人” の物ごいは、その地域を管理するボスへの届け出が義務付けられ、稼ぎの一部などを納めなければならなかった。 こうした闇組織の権威は、辛亥革命で清朝が倒れた後も続いていたとされる。

 現代における丐幇の跋扈ばっこは、中国社会におけるセーフティーネットの機能不全をも意味している。

 中国のネットユーザーはこう書き込んだ。
 「 ( 中国が掲げる )社会主義と現代の時代背景に照らせば、中国に物ごいがいるのはおかしいではないか! 」